マイケル・ビスピン:眼について。ベウフォートについて

Michael Bisping Talks Eye Injury, Disliking Vitor Belfort

右眼の視力は2013年以降ほぼ無くなったよ。それでもメディカルテストは何とかすり抜けていた。本当にギリギリだった。トレーニングキャンプをフルでやった後にコミッションのドクターに止められるって事態をいつも恐れていたんだ。

メディカルテストをパスするのは大変だった。パスするには20-200(視力0.1)ないといけなかった。視力0.1って言ったら臨床的には盲目のカテゴリーに入るから良く無いんだけど。だから厳しい基準じゃなかった。パスできる日もあるしできない日もあったけど、幸い何とかすり抜けてきた。

『どうやって片目だけで戦っているんだ?』って聞かれるから、いつもこう返していたよ。『ものすごく難しいことやってるんだよ』って。

簡単なことじゃなかった。スタイルをガラッと変えないといけなかった。距離を測るのがものすごく難しくなったから。ものを掴もうとして掴めなくて2、3回目で掴めるって具合に。前はジャブを多用していたけどジャブを使うのをやめたんだ。空気にジャブをすることになってしまうから。だから体に触る必要があった。脳ってのは凄いもので一旦触ると距離を測りやすくなるんだ。

ベルトを手にするまで引退のことを考えることは一度もなかったよ。今振り返ってみると『ワオ、こいつ何やってるんだ』ってなるんだ。最後の方の試合を観ると『このバカは片目で戦って、あんなことできてやがる』って思うよ。だから、なぜあんな風にできていたか分からないんだ。何も後悔はない。

ビトー・ベウフォートのことは好きじゃ無い。ただ、眼のことがあったからじゃ無いんだ。結局のところ、俺たちは自分でどんな仕事をしているか分かっている。あそこに入ってプロのアスリートとして戦う。そしてそれは危険な仕事だ。だから、眼の事があったから奴のことを嫌いって訳じゃ無いんだ。

奴のことを嫌いな理由は、あいつが嘘くさいからなんだ。あいつはジーザスがどうだとか良い人間であれとかって説教を垂れる。でもあいつは卑劣な人間だ。ズルをして試合をして、ステロイドを使いまくって、フェアじゃ無い戦いをする。それで相手に負傷を負わせているんだから。自分のことを恥じるべきだ。

でも誰かにその話を振られなければ、俺の頭の中にビトー・ベウフォートのことが入ってくることはない。奴の事ばかり頭に浮かぶなんてことはもちろんない。ただ思うのは、あいつは嘘くさい人間だってこと。汚い言葉を言ってやろうとも思わない。ただ奴は滑稽だなって思うだけ。

『ジーザスなんていない』って言っていたけど、もしかしたらいるかもしれない。あの試合で網膜剥離になっちまったから。神様に仕返しされたのかもね。

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