By Dave Doyle@davedoylemma Mar 30, 2018, 2:32pm EDT
ヴォルカン・オーズデミアは、1月20日開催されたUFC 220のタイトルマッチ、ダニエル・コーミエ戦についてこう語った。
「試合の流れは俺にあるって感じていた。打撃を当てるたびに何かを確信することができていた。でも眼に打撃を受けて眼窩を骨折してしまった。その後試合の流れが彼に傾いたと思う。彼が自分のリズムを掴み始めたんだ。」
この怪我の手術はしないことを決めた。ただ、問題はそれだけではなかった。試合直後、ブドウ球菌に感染。清潔でないマットから観戦したようだ。
「試合前にトレーニングをした時のマットが汚れていたんだと思う。どれだけ掃除されていたか分からない。それで試合の後、3箇所にブドウ球菌感染の症状がでたんだ。良いもんじゃないね。」
胃に2箇所、もう一箇所は腕に感染。入院して治療をしたが、数週間休まなければならなかった。
「2、3週間休んだ。それからゆっくりと、段階を踏まなければならなかった。全て清潔で問題がないことを確認しながらだったし、多くのことはできなかった。仕方なく休むことになったけど、すごく良かったと思う。そうでもしなければ俺は休まないから。マットから離れて他のことに意識を集中できたよ。」
酷い経験のように思えるが、オーズデミアはそこには良い面もあったと考える。UFCチリ大会でマウリシオ・ショーグン・フアとの試合が決まった。
「あの試合からは多くのことを学んだとハッキリ言える。本当に多くのことを学んだ。改善点も分かった。戦略をよく考えないといけない。今後は変えるつもりだ。だから、あの試合は俺を新しいファイターにするものだった。」