マイケル・ビスピン:GSPのタイトル返上について

https://www.mmafighting.com/2017/12/20/16799784/morning-report-michael-bisping-reacts-to-prick-georges-st-pierre-vacating-the-ufc-middleweight-title

By Jed Meshew@JedKMeshew Dec 20, 2017, 8:00am EST

ジョルジ・サンピエールがミドル級タイトルへの挑戦を発表した際、多くの人間は彼がその後もミドル級にとどまるとは信じていなかった。それでもサンピエールは、ベルトを防衛すると繰り返し発言し、そういう契約にも合意したと語っていた。だが、UFC 217でベルトを獲得して間も無く、タイトルを返上。

マイケル・ビスピンは自身のポッドキャスト番組Believe You Meでサンピエールのタイトル返上についてこう語った。

「彼はクソ野郎だ。クソ野郎だ、たいしたもんだ。」

「ものすごく正直な話、これはもろ刃の剣なんだ。良くもあり悪くもある。ところで、ダナ・ホワイトは最初にそのことを知った時に俺を槍玉にあげやがった。彼はジョージについてムカついていて、それで、『彼は自分に都合よくビスピンを選んだ』って言った。俺の立場はねえな!彼は都合よく俺を選んだんじゃない。でも確かに俺もそう言ったよ。ジョージが俺と試合をしたかったのは、俺が楽な相手だと思ったからだって。彼は俺に勝ったら、タイトルを返上した。彼はベルトを返上した。試合の後病院に行ったとか、体が麻痺するかと思ったとか、首を負傷したとか色々な理由で。わからないね。彼は単にもう一度やりたくなかったんだ。」

「ある意味、俺にとっては良い話だ。MMAファイターとかボクサーは、誰かに負けたら、その人間には負けて欲しく無いんだ。その人間が負けたら、そいつを倒した奴がいるってことだし、印象が悪くなる。『彼はお前も倒せるな』ってなる。だから、彼が二度とミドル級で試合をしないのは良いことだ。彼がミドル級で倒したのは俺だけ、彼はミドル級の誰にも負けていない。だから、ジョージ、ありがとう。でも、同時に、少し卑怯なやり方だと思うね。そうだろ。だから、良くもあるし悪くもある。」

サンピエールは、史上最強のファイターの一人として考えられていたが、最近はジョン・ジョーンズやデミトリアス・ジョンソンが記録を伸ばし、サンピエールの存在は薄れていた。復帰をしてビスピンに勝利したことで、サンピエールは再び史上最強の議論に名前が挙がるようになった。それこそが、彼の狙いだったとビスピンは考えている。

「彼は実際にそう言っていた。プレスカンファランスで負けたら戻らないって、引退するって言っていた。ジョージの預金口座のことは分からないけど、かなり溜め込んでいて、相当の額があるはずだよ。復帰して、新しいベルトを獲得して、歴史を創って、大金を稼いだ、俺以上の額だ。クソ野郎。たいしたもんだ。かなり賢いよ。戦い続ける必要があるか?レガシーの方が大事だし、それを得た。ビジネスとしてはかなり賢いやり方だ。UFCとしては、もちろん頭に来るだろう。ウィテカー対ロックホールドってカードができたけど、ムカつくよ。GSPはジョニー・ヘンドリックス戦の後も同じことをやったからね。ベルトを防衛せずに立ち去って、ダナは怒っていた。それで今また同じことをやってるんだ。」

結果的にロックホールドがウィテカーと戦うことになったが、ビスピンはそのことに不満はないようだ。

「GSPは引退したし、俺はタイトル戦線から外れてしまった。彼ら二人が戦うのに異論はない。勝った方が王者だ。おめでとう。」

ビスピンは、次の試合を最後に引退するつもりだ。3月17日のUFC Fight Nightロンドン大会での引退を希望している。

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