by Shaun Al-Shatti@shaunalshatti Oct 25, 2017, 7:06pm EDT
ヨアナ・イェンジェイチックがストロー級王者になる前、ナマユナスは2014年にカーラ・エスパルザと初代ストロー級王者をかけて戦っている。結果は3ラウンド、サブミッションで敗北。その後、ナマユナスは4勝1敗の成績を納め再びタイトル戦を獲得。11月4日、イェンジェイチック戦。
ナマユナスは水曜日のメディアカンファランスでこう語った。
「あのタイトル戦から学んで、精神的に強くなった。恐怖を克服したし、毎日朝起きた時に、私がチャンピオンだって思うようになった。こういう風に考えるようになったし、私の試合で、メンタルヘルスについての認知を高めることができると思う。私は、メンタルヘルスについてよく分かっているし、過去に多くの恐怖を克服してきた。それで以前よりもずっと強くなったし、これからも強くなり続ける。」
ナマユナスは最近、自身の精神的な問題について正直に話をしていた。イェンジェイチックもそれを知っている。
先月行われたUFC 217プレファイト・プレスカンファランスでの最初のステアダウンで、イェンジェイチックはナマユナスに対して、彼女は「精神的に不安定」だと指摘していた。水曜日のカンファランスで再度そのことが話題になる。
イェンジェイチック:「自分の声を聞いたらいい。あなたはメディア対応をやりたがらない。少し多めにやろうともしない。チャンピオンになったらそういうこともしなければならないのに。わかる?あなたは精神的に強くなっていない。精神的に不安定だし、すでに壊れている。試合でもあなたを壊す。」
ナマユナス:「この国は、精神的に不安定な人は多いと思う。そのことが私が戦う大きな理由でもあるし。それに・・・」
ここでイェンジェイチックが割って入る。
「この国は素晴らしいわ。これまで住んでみて、私からしたら素晴らしい国だわ。あなたが個人的に問題があるだけだと思う。何があなたの問題か教えてあげるつもり。分かった?あなたは絶対にチャンピオンになれない。」
ナマユナス:「文化的な違いかどうかわからないけど、私からしたら、これは軽々しく扱う問題じゃない。私の家族はこれでバラバラになった。父親が亡くなった。そして彼は私の人生にいなかった。統合失調症だったから。だから、物心がついた頃から、家族全員がこれと戦っていた。だからこの試合は私にとって大きな意味がある。ベルトが欲しいだけじゃない。それ以上の意味があるし、他のみんなにも、自分が好きなことをやるように刺激を与えたい。幸せだと思えることをするように。良い人間でいるように。そうすれば何でも乗り越えられる。」
ナマユナス:「彼女が何をしようと気にならない。何を言われても平気。これは全て自分のこと。恐怖を克服することが全てで、それが一番大事。」
さらにこう加える。
「全ての試合は個人的なもので、自分との戦い。たまたま自分には格闘技の才能があるから、それを使ってこの世界をより良い場所にしたいだけ。格闘技に関しては、すごく上手くできる。これをやるために生まれてきた。言っておくけど、私もデンジャラスよ。」