http://www.mmanews.com/matt-brown-questions-his-fighting-future-have-i-gotten-as-far-as-i-could/
By Fernando Quiles Jr.– February 2, 2017
MMAで最も危険なウェルター級ファイターの一人が、引退するかもしれない。
マット・ブラウンはオクタゴンで輝いていた。しかし、UFCウェルター級ランキング13位のブラウンは、3連敗を喫し、その3試合全てフィニッシュされている。
“ジ・イモータル”は、過去に一度自身のキャリアで復活を成し遂げている。
戦績を12勝11敗として、多くの人間の期待を失ったあと、7連勝を達成。その7勝のうち6試合でフィニッシュ勝ちを収めている。判定までもつれた唯一の相手は、スティーブン・トンプソン。トンプソンは、3月4日開催のUFC 209でタイロン・ウッドリーとのタイトル戦再戦が予定されている。
ブラウンは、先日、ESPNで今後の格闘技人生について語った。“ジ・イモータル”は、最近の連敗でモチベーションを失っていることを認める。
ブラウン:「言い訳みたいになるのは嫌だけど、最近の数試合は本当のハングリー精神がなかったんだ。前回は、バックステージでウォームアップしながら、『ホテルに戻って、ゆっくりしたい。ここにいたくない。』って、そんなことを考えていた。」
ブラウンの前回の試合は、UFC 206ドナルド・セラーニ戦。良い打撃を当てて“カウボーイ”を苦しめた。しかし最後は、セラーニが最終ラウンドに強烈なハイキックを放ちブラウンを鎮めている。
ブラウンにとって、オクタゴンに再び上がる理由として、ファイトマネーだけでは十分ではない。
「結局、自分自身について、こんなことを考えているんだ。『もうピークを過ぎたのか?行けるところまで行ってしまったのか。』って。ただ戦うためだけに試合をすることはないし、金のためだけにオクタゴンに上がることはないよ。」