– ベラトール前ヘビー級王者ヴィダリー・ミナコフ、未だにUFCと契約を結んでいない理由が、所属団体との契約紛争であることを明かす –
ヴィダリー・ミナコフは、ベラトールの妨害がなければ、すでにUFCで戦っている。
BloddyElbowのカリム・ジダンが確認したところによると、ミナコフのUFC移籍は2017年になりそうだ。前ヘビー級王者ミナコフは、ロシアの新聞izuvestia.ruの取材を受け、移籍が実現しそうであると語った。しかし、ベラトールの「妙な」行動のため、それがいつになるかは定かでないという。
ミナコフ:「ベラトールと交わした契約は、試合数ではなくて、3年間という期間での契約だった。3年が経過したけど、ただその時俺は王者だった。契約選手が王者の場合、ベラトールは6ヶ月の契約延長を1回、3ヶ月の延長を2回行えるという権利がある。そして彼らはその権利を行使した。」
「俺のベラトールとの契約はあと数ヶ月で満了する。ところが、彼らは妙な行動に出ている。俺がベラトールであと数試合しなければならない、という主張をしているんだ。契約書には試合数については何も書かれていない。今弁護士が調査をしているところだ。」
ベラトールは2016年5月にライト級王者ウィル・ブルックスをリリースしているが、その際、ブルックスは直ぐにUFCとの契約を結んでいる。ベラトールはミナコフが2014年から防衛をしていなかったヘビー級のタイトルを剥奪するものの、リリースはしないという選択をしている。ミナコフは交渉戦術が行なわれていることを理解しているが、それでも自身の進む先はUFCであるという気持ちは揺らいでいない。
「一つ言えることは、ベラトールとの契約が満了になったら、『フリーエージェント』でいることは1日もないということだ。近い将来、世界のメジャー団体の一つと新しい契約することになる。」