By Marc Raimondi@marc_raimondi May 7, 2018, 5:00pm EDT
ジュニオール・ドス・サントスは、USADAにより出場停止処分となっていたが、その期間は6ヶ月に軽減された。ドス・サントス、アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ、マルコス・ホジェリオ・デ・リマは、ブラジルの調剤薬局の汚染されたサプリメントの被害者だった。
ドス・サントスは現時点でUFCで試合をすることができるが、それでも8ヶ月のキャリアを失ったことになる。また、UFC 215ではフランシス・ガヌーが相手という大きな試合をするはずだった。
「彼らは調査をするために俺のキャリを止めた。法律と正反対のやり方だと思う。疑わしきは罰せずっていう。今回のケースだと、潔白を証明するまでは有罪。これはよくない。何も悪いことはしていないって自分で分かっていたのにこの経験をしなければならなかった。すごく嫌な気持ちだ。」
「真実は明らかになって皆が汚染されたサプリメントだって理解したと思う。俺の間違いじゃないし、意図的にしたことでもない。いつだってネガティブな人間はいて、常に悪く言う。物事を悪くとらえるんだ。でも信頼を取り戻したと思う。自分にとって、それはものすごく大事なことだ。」
「低い数値だったし、俺がズルをする人間ではないってことをUSADAは分かってくれると思っていた。でもそうならなかった。様々な調査を行なって、ズルをしたように扱われた。これはすごく良くない。彼らはあらゆる手段でこのスポーツをクリーンに保つべきだと思う。でも、もっと良いルールとかアスリートへの接し方がある。俺たちの生活がかかっているんだから。システムが改善されることを願う。」
「パフォーマンス向上薬(PED)が全てのアスリートにとって大きな問題だってことを理解している。他のスポーツも含めて、多くのアスリートがPEDを使うことがあることを皆知っている。俺はクリーンなスポーツが観たい。誰が本当の王者か知りたいから。偽物の王者ではなくて。」
「去年は悪夢のようだった。自分のキャリアでこんな経験をするとは思ってもみなかったから。キャリアを通してフェアに戦ってきた。そうやって世界王者になったし、同じやり方で世界王者になることがゴールだ。自分がUSADAでこういう経験をしたことはすごく悲しい。」