By Milan Ordoñez@Mr_Ordonez May 3, 2018, 10:00am EDT
UFCヘビー級元王者フランク・ミアはBellator 198でエメリヤーエンコ・ヒョードルと対戦し48秒TKO負けを喫した。
試合開始序盤はヒョードルをノックダウンし優位に立ったが、ヒョードルに払い腰をされた後、状況が変わったようだ。
「自分のエゴを傷つけられた。正直、あんな風に投げ飛ばされるのは恥ずかしい。それで立ち上がった時、ストリートファイトのモードになってしまった。落ち着いて打撃のセットアップをせずに、左を打ち続けた。冷静さがなくなっていた。真剣勝負から2年間離れていた影響が一番そこに出たと思う。戦略的な戦いをせずに感情的になってしまった。」
「冷静さを失った。戦い方をエゴに支配させてしまった。これまでは感情を無くして戦うのがすごくうまかった。でも投げ飛ばされて、しかもハイライトになるような派手な投げられ方だったから、自分のエゴがすごく傷ついたんだ。」
38歳になるミアは復帰してキャリアを続ける意欲がある。夏にロシアの団体ACBで復帰戦をすることを考えている。ミアはACB解説者でもある。
「Bellatorからは10月を打診されている。俺としては問題ない。その前にACBで一試合したい。それで忙しくしできるし良いタイミングで復帰できる。こんな機会はない。どれだけ激しいトレーニングをしても本当の試合とは違う。この2年で40秒しか試合をしていない。だからもっと試合時間が必要だ。」
「正直、できれば次はヒョードルのように危険な相手じゃないほうがいい。少し試合に慣らしたい。理想はヒョードルがトーナメントを優勝して、俺はそれまでに勝利を重ねて、彼の最初のタイトル防衛戦の相手になりたい。」
ミア(MMA通算18勝12敗、うち14ストップ勝利)は現在3連敗中。ヒョードル戦の前は2016年3月マーク・ハントに1ラウンドKO負けを喫している。