By Dave Doyle@davedoylemma May 1, 2018, 12:00pm EDT
GHRP-6(成長ホルモン放出ペプチド6)で陽性反応となり2年間の出場停止処分をうけていたチャド・メンデスの処分期間が6月10日に終了する。チャド・メンデスはMMA Hourに出演しこう語った。
「最悪だった。ズルをした人間とかステロイドを使った人間として記憶されたくはない。」
ただ、出場停止処分が下されたのは、休養を考えていた時期でもあったという。コナー・マクレガーとフランキー・エドガーにフィニッシュ負けを喫した後だった。
「ファイトゲームで色々な経験をして少し疲弊していた。駆け引きとか、メディア対応とか減量とかもそうだし、頭部への打撃もそう。燃え尽きてしまったように感じていた。だから今回の欠場期間は自分にとってすごく良かったと思う。」
メンデスは、禁止物質の使用は、故意ではなく知識のなさと不注意によるものだと主張する。GHRP-6は乾癬の治療薬に含まれていたが、GHPR-6が禁止物質だとすぐに認識しなかったという。
「俺のミス。乾癬の治療のための製品を入手したけど、USADAの禁止リストに載っているペプチドが入っていることに注意を払わなかった。試合前にランダムな薬物テストを何度も受けたけど一度も問題はなかった。決してズルをしようとしたわけではない。純粋な間違いだ。やらかしてしまった。USADAのテストを受けて、それでああなった。使ってしまった。注意を払わなかった。それが全て。」
「もし争っていたら短めの欠場期間になっていたかもしれない。でも言ったように、このスポーツをするなかですごく疲弊していたし、少しの間休んで頭部への打撃を控える時じゃないかって考えていた時期だった。その声に耳を傾けて争ったりするのはやめたんだ。そのことで多くの人間は頭にきたと思う。『潔白なら争うべきじゃないのか?』って。でも潔白かどうかの問題じゃない。ある物質を使ってしまった。使っている製品に入っていた。原料を見れば、そこにはちゃんと書いてある。だから使用していなかっと言うつもりはない。実際使っていたから。でも禁止リストに入っていることは知らなかった。じゃなければ使わなかった。常に抜き打ちのテストを受けていたから。」
火曜日に33歳になったメンデス。次の試合はまだ決まっていないがジムに復帰し前に進むことを考えている。
「新たな目標もある。また熱い気持ちも戻ってきたし精神状態はすごく良い。トレーニング・キャンプで細かいことについても研究している。また熱い気持ちが戻ってきたのが本当に嬉しい。おかげで試合に出たい、トレーニングをしたいって思うし、限界まで追い込んでやるべきことを全てやろうって考えになった。最高の気分だ。興奮している。」