By: Steven Marrocco | February 5, 2018 10:15 am
ジョー・ローゾンは、昨年11月のUFC Fight Night 120でクレイ・グイダにノックアウト負けを喫した。アスレチック・コミッションは45日のサスペンションを課したが、すでに自らの意思で欠場を決めていたという。ローゾンは、4月7日のUFC 223でクリス・グレッツェマーカーとの対戦が決まっている。
「1ヶ月半、ほぼ2ヶ月何もしなかったよ。カルビン・カッターとロブ・フォントと何度か練習をしたけど、軽めのスパーリングのようなもので、少し打撃を受けたけど強い打撃は受けなかった。」
「頭部への打撃は受けないようにしたけど、それは凄く大事なことなんだ。それと休むこと。」
「休むことが凄く軽視されている。UFCの選手もUFCに上がろうとしている選手も、ジムでノックアウトされたり強烈なダウンを奪われても、1週間後、2日後、あるいは次のラウンドにまた戻ってしまう。俺からしたら凄く責任感に欠けていると思う。ちゃんと自分のケアをすべきだよ。」
「俺たちは、1ヶ月とか1ヶ月半時間を空ける。それで何かを失うことはない。休んでいるのが悔しい時もあるよ。『あぁ、今トレーニングできるのに』って思ったり。でもやるべきじゃない。脳に休む時間を与えるべきなんだ。」
グイダにノックアウト負けをした後、ファンからの厳しいコメントもあったという。打撃に弱くなっているのではないかと。ローゾンは、前回は正確なコンビネーションに捕まってしまっただけで、どんなファイターでもあの打撃を受ければダウンしていたと考える。
「思い込みじゃなくて、20歳、21歳の時と同じ動きができる。ただあの時は、耳のすぐ後ろに完璧な右を当てられて、直後にあのアッパーを決められたんだ。顎が弱くなっているとは思わないし、打撃に弱くなっているとも思わない。あれは単純に良いのを当てられただけだよ。」