By Peter Carroll@PetesyCarroll Jan 29, 2018, 7:30pm EST
アル・アイアキンタの契約交渉での粘りがついに報われた。UFC 223、ポール・フェルダー戦は、要求通りの契約内容になったようだ。
MMA Hourに出演したアイアキンタはアリエル・ヘルワニにこう語った。
「ツイッターである記事を見かけて、ポール・フェルダーのインタビューの内容が書かれていた。彼は今月末までに俺との試合が成立しないなら他の相手と対戦するって言っていた。」
「それでショーン・シェルビーに時間がある時に電話をして欲しいってテキストメッセージを送った。彼から電話があったから、改めて自分の要求を伝えた。10回目になる。以前とほぼ同じ会話の内容だった。」
「彼が『君が戦いたくなる数字を言ってくれ』って言うから自分の希望を伝えたら、しかるべき人間と話をするって。それで、その後また電話があって最終的に契約が成立したんだ。」
アイアキンタによると、シェルビーと話をした後UFCは彼の全ての要求を受け入れたという。
「俺の希望が通った。彼らは俺の全ての要求を受け入れた。」
「少し驚いたけど、ただ俺は自分の価値を分かっている。ポール・フェルダーが俺との対戦を望んでいる。理由はわからないけど、彼はこれが良い試合になるって考えている。俺はそのことを知っている。彼がUFCのお気に入りだってことも分かっている。彼がこの試合を希望して、UFCは彼の希望に応えたい。彼を満足させたくて、そのために俺を満足させることになったんだ。」
「オクタゴンで試合内容を気にしなくて済む、それだけの金額が手に入る。全く不満はない。凶暴な俺になるのに十分な額だ。俺がそういう状態になったら危険だ。」
「好きに戦ってやるって思える金額だ。俺は大金をもらって試合をしてチョークにタップするようなことはしない。やってやる。」
アイアキンタによると、UFC 218フェルダー戦で交わした契約は破棄され、1試合契約になったという。
「1試合契約だって思っている。この試合のことだけ考える。俺は1試合契約だと思っているし、彼らも1試合契約だと考えている。」
「出場給8万ドルと勝利ボーナス5万ドルを要求した。8万ドルならポール・フェルダーと試合をするし、あとのことは気にしないって言ったんだ。」
「ディエゴ・サンチェス戦は、口にするのもバカらしいけど、2万3千だか2万6千ドルだった。その時は、『2万6千ドルで試合をして、それ以外は追加的なもの』って考えていた。何も保証されていなかったから。」
「出場給と勝利ボーナス。これ自体おかしな話だ。勝利ボーナスはジャッジで決まってしまうから。でも『8万ドルとボーナスをくれ』って言った。勝利すれば、ようやく俺も5万ドルのボーナスがもらえる。彼らがファイト・ナイトのボーナスを俺にくれることはないからね。」
アイアキンタは、MMAを不動産に例えて、8万ドルの出場給を要求した理由を語った。
「俺は他のファイターがいくら貰っているか知っている。不動産だと家の価値がどれぐらいか、その時の市場がどうなっているかをみる。選手はちょっとした不況に陥っているけど、それでもUFCの市場を考えると、8万ドルっていうのはすごく理にかなっている。」
「俺たちはこの市場をよくしないといけない。みんな少なくとも今の3倍は支払われるべきだと思う。タイトル戦をする人間が出場給で百万ドルもらえないなんて間違っているよ。」
「俺は8万ドルっていう数字が彼らが受け入れる数字のギリギリのところだって考えた。」
ファーガソンvs. ヌルマゴメドフのタイトルの位置付けについて
「いつも通りだ。どちらかというとショーになっている。何の意味もない。タイトル戦がしたいかって聞かれることもある。今でも世界一になりたいって思っている。でも、UFCのベルトは意味が変わってきている。暫定王座があったり、すぐに階級を変えるファイターがいたり。とにかく、真のチャンピオンシップでもそうじゃなくても、二人のベストファイターの試合だ。」
「コナーがハビブ・ヌルマゴメドフと戦うために復帰することは絶対にない。そのことで彼を責めるつもりはないよ。俺だってそんなことはしないから。あんな奴と試合をするなら、今すぐ百万ドル貰わないと。あんな奴とは試合をしたくないよ。バルボーザがどうなったか見たか？ハビブ・ヌルマゴメドフと試合がしたい？頭おかしいのか？」
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