November 29, 2017 6:49 pm by Chris Taylor
UFC ウェルター級王者、タイロン・ウッドリーが12月にラスベガスで開催されるUFC 219でネイト・ディアスと対戦することはない。他の選手との対戦もない。
今月頭からディアスvs. ウッドリーが調整中だという話が上がっていたが、残念ながら、ネイトの要求金額が大きすぎたためこの試合は消滅したようだ。
BJPENN.comのクリス・タイラーとのインタビューで、ウッドリーは、なぜネイト戦だけがUFC 219での選択肢だったのかを説明した。
「UFC 219に関しては、ネイト・ディアスと戦うか、試合に出ないかっていう状況だった。気持ち的には、すでに肩の治療のことを考えていた。手術をしないで幹細胞治療とリハビリでなんとかならないか、様子を見ようとしていたんだ。ウェルター級で上位に上がってきている選手たちは全員レスリングのバックグラウンドがあるし、そういう相手と肩が不安定な状態で戦うのは難しい。アンダーフック、クリンチ、リストコントロール、ロックを外したり、がっちり組んだり、そういう動きが多いから肩の状態が100パーセントじゃないといけない。単純に、ネイトはそういうタイプの相手じゃなかったってことだ。タフな試合になると思った、と同時にスタンドでの戦いになると思った。俺にとって、金銭的にも好条件だ。それに、コナー(マクレガー)戦に繋がるし、もしかしたらニック・ディアス戦にも繋がるかもしれないと思った。彼は弟が負けた復習をしたいって思うだろうから。俺にとって戦略的で理にかなった動きだったから、『引き受ける』って言ったんだ。ネイトが試合を受けなかったのには驚いたよ。俺が負傷中で手術が必要かもしれないことを知っていたのにね。」
ネイト戦という選択肢がなくなったため、来月肩の手術をすることを決めたという。
「だから、12月に肩の手術を受ける。今のところ19日の予定だけど。マネージャーとしては日程を早めたいみたいだから、12月7日にするかもしれない。」
欠場期間はどうなるのか、ファンはいつウッドリーのオクタゴン復帰戦を見ることができるのか。
「3-4ヶ月で100パーセントの状態になる。今は技術が進化しているから、以前ほど怪我のリハビリに時間はかからない。だから、4月か5月に復帰できると思うよ。」
2018年春、タイロン・ウッドリー復帰戦。相手は誰が良いだろう。