マルロン・モラエス:「酷い」UFCデビュー戦後の沈黙について

https://www.mmafighting.com/fighter/1463/marlon-moraes

by Guilherme Cruz@guicruzzz Nov 10, 2017, 8:00pm EST

マルロン・モラエス、ついに沈黙を破る。

モラエスは、ワールド・シリーズ・オブ・ファイティングで連勝を重ね、バンタム級タイトルを何度も防衛した後にUFCに参戦したが、6月のUFCデビュー戦は結果を残せなかった。ハファエル・アスンソンを相手に議論を呼ぶ判定負け。

モラエスは、その後メディアに現れることはなかったが、土曜日夜のジョン・ドッドソン戦を前についに沈黙を破った。

UFCデビュー戦後インタビューに応じなかった理由を問われこう答える。

「怒っていた。相当頭にきていたよ。特に言うことがなかったんだ。なんて言ったらいいんだ?何を言えばいんだ?って感じだった。練習しなければならない。自分の能力を証明する時だ。って考えていたよ。」

UFC 212のアスンソン戦は、3人中2人のジャッジがアスンソンにつけたが、多くのメディアはモラエスの勝利とみていた。モラエスはあの試合に勝っていたと考えるが、それでも自身のパフォーマンスに納得がいっていないようだ。

「やろうとしていた事をやれなかった。もっとやるつもりだった。あの試合がまだ消化できていない。土曜の夜は全く違う試合をするつもりだ。あらゆる面で違うやり方をする。」

「ひどいパフォーマンスをしたと思っている。それでも、自分が勝っていたとは思う。全ては起こるべきして起こる。彼が勝つべきであった。神の意志を尊重する。土曜日の試合のために懸命にトレーニングをした。疑いの余地のない試合をする。」

前回の敗戦から学んだことは何か?

「技術的には何もない。姿勢だけ。もっと攻めないといけない。今回の試合はアグレッシブに行く。」

アスンソンも土曜日に試合をする。彼の相手はマシュー・ロペス。ドッドソン戦というより大きなカードを組まれたということは、UFCが前回のアスンソン戦をモラエスの勝ちとみていたと考えられる。ただ、モラエスからすれば、この試合が組まれた理由は、モラエスが対戦相手を選ばないからだという。

「記録を作るためにここに来た訳じゃない。記録を作るのはもう終わった。UFCに来たのは頂点を目指すため、夢を追うためだ。UFCのトップを目指している。単に試合をこなすということはしたくない。UFCには、誰それと戦いたいと主張するファイターもいるけど、自分は違う。強い選手と戦って、自分が最強だということを証明するためにここにいる。」

ドッドソンとアスンソンは全くスタイルの違うファイターだ。モラエスはドッドソンの方が彼の戦い方に合っているという。

「俺たち二人ともスピードとパワーがあるアスリートだ。彼のパンチは危険だけど、自分も同じ。彼は危険なゲームをする。スタンドでの戦いになる。パンチとキックを当てて、勝利する。理想的なシナリオは圧倒的な試合をして勝つこと。」

「彼は完璧なアスリートではない。だれでも、スタンドかグラウンドに穴がある。自分もそう。みんな穴がある。自分の技術で穴をついて、サブミッションかノックアウトで勝利する。」

「最強のファイターたちと戦い続けたい。今すぐにベルトとは考えていない。ただ勝つ事だけを考えている。対戦相手は選ばない。でもゴールは王者になることだ。」

ドッドソンはバンタム級王者T.J.ディラショーからノックアウト勝を奪っている。

「ドッドソンはディラショーを倒したけど、だいぶ前の話だ。ディラショーは前とは違う。それでも多くの人間がその話をする。自分はそのことは考えない。ただジョン・ドッドソンよりも優れたファイターであることを考えている。」

 

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