by Shaun Al-Shatti@shaunalshatti Nov 9, 2017, 4:00pm EST
ジョルジュ・サンピエールは、ミドル級にとどまって暫定王者のロバート・ウィテカーと統一戦をするのか。それとも、ミドル級への挑戦は一度きりのものだったのか。The MMA Hour木曜特別エディションに出演したサンピエールは今後について、こう語った。
「確かなことは何も言えない。何もわからない。」
「どうなるか様子を見よう。すごく満足している。1つの試合に集中したかった。一つずつ問題を解決して、それでその後、決断する。自分が試合をしたことは、UFCにとっても良かったと思う。彼らは大金を稼いだし、自分にとっても良かった。マイケル・ビスピンにとってもよかった。マイケル・ビスピンのことはすごく尊敬している。彼はとても勇敢で、このスポーツで意思の強さの良い見本を示した。彼は男だ。」
「彼には色々と言われたけど、真に受けてはいないよ。試合を盛り上げるために言ったことだって信じている。彼にお礼を言うべきだった。たくさんペイパービューが売れたからね。」
サンピエールは、多くの人間からウェルター級史上最強と考えられている。それでも、ミドル級への挑戦は全く新しい経験だった。ミドル級で戦うために、体重を増やすことに苦労している。キャンプ中は、1日に5、6回の食事を採り、ひどい胃痙攣やそのほかの疾患がでたこと打ち明けた。計量前の通常体重は197-918ポンドだったが、試合当日は191ポンドまでしか戻らなかった。試合当日の朝食は、身体が受け付けずに吐いてしまったという。
ただ、今回の経験は悪いことばかりではなかった。
欠場開けの試合にもかかわらず、ビスピンを相手に、2009年以来初めてのフィニッシュ勝ちを収めた。
「契約上、ロバート・ウィテカーと試合をしなければならない。(ミドル級で)悪くなかっただろ。試合を見たら分かると思うけど、自分は小さい方かもしれないけど、より速く動けるし、身体能力はより高かったと思う。優位に立てる部分もあったけど、サイズと体重に関しては有利とは言えない。」
それでも、次にウィテカーと対戦をするのかとの質問に対しては、明言をさけた。次に試合をするかさえも確かではないと。また、1ラウンドで首を負傷したため、まずは治療が必要だという。
「ミドル級の人間は自分がマイケル・ビスピンと試合をすることを信じていなかったけど、実際に戦ったし、勝利した。しかも良い勝ち方だった。」
「(ウィテカーと試合をすることは)契約書に書かれている。興奮するかって言われたら、わからない。彼は素晴らしいファイター。以前モントリオールに来ていた。とても優れた格闘家で偉大なチャンピオン。ロバート・ウィテカーについて言えることは、良いことしかないかな。まあ、自分はすごく厳しい戦いを終えたばかりだ。少しアザも残っている。首もまだ痛みを感じる。少しのバケーションが必要だ。バケーションで頭の中を整理して、それでその後どうなるかだね。」
「2、3週かけて決断するよ。タイトルにしがみついて階級を停滞させるつもりはないから。それはしたくない。」
「色々なことが変わる。総合格闘技は常に変化する。言ったように、歴史を創るために復帰したかった。今までに誰もやったことがないことをするために。(ウィテカーとの試合が)契約に入っているのは分かっているけど、何が起こるかは分からない。デイナが何か提案してくるかもしれない。」
「デイナがボスだ。どうなるか様子を見よう。ただ、今は少しバケーションが必要だ。前回は先のことを考えすぎて疲弊してしまったんだ。先のことを考えても、考えていたことが何も起こらないこともあるから、エネルギーの無駄だよ。」