by Shaun Al-Shatti@shaunalshatti Oct 16, 2017, 5:59pm EDT
ついに健康を取り戻してトレーニングを再開したハビブ・ヌルマゴメドフは、The MMA Hourに出演。UFC 209への出場の可能性は「80%」だと語った。UFC 209は、12月30日、ネバダ州ラスベガスで開催。また、ヌルマゴメドフはライト級王者コナー・マクレガーではなく、暫定王者となったトニー・ファーガソンに照準を合わせているという。
「UFC 219まで約12週間ある。俺の人生ですごく楽しい時が始まろうとしている。UFCが俺にチャンピオン・ファイトをさせてくれることを祈るよ。年末、俺は全てを取り戻したい。注目とベルト。全てを手にしたい。年末、全てを修復したい。それからどうなるかは様子をみる。でもまずは、UFCはコナーvs.ネイト・ディアス3の試合、それから俺とトニーの試合を決定しないといけない。」
「俺は、トニー・ファーガソンが真の王者だと思っている。それが理由だ。もし俺とトニー・ファーガソンが試合をしたら、それは暫定王座戦ではないと思っている。公式にはそうだけど。みんなは俺とトニー・ファーガソンの試合を見たがっている。この試合のほうがずっといい。全てにおいて。俺がトニー・ファーガソンを倒して暫定王座のベルトを手にしたら、公式にはコナーが王者だけど、彼はピープルズ・チャンピオンじゃない。」
ヌルマゴメドフは、UFCがマクレガー対ディアスを決定するを望んでいる。そうすれば、ファーガソンと「本当の戦い」をすることができると。
「俺とトニーが戦うべきだと思っている。俺のファンも、他の人間もこの試合を求めている。」
「俺にとって、金が全てではない。俺にとっては、父親、チーム、マネジメントチーム、友人の方が大事だ。」
ヌルマゴメドフとファーガソンは、2015年以降、3度試合が組まれているが、全て消滅している。UFC 209では、大会前日、ヌルマゴメドフが減量による合併症のため病院に運ばれてしまう。ヌルマゴメドフはそれ以降試合をしていない。さらにUFC 209の後すぐに腰の手術をしている。
しかし、ヌルマゴメドフは全ての問題は解決したと確信している。2014年のハファエル・ドスアンジョス戦以来初めて100%健康だという。これまでの経緯で、ファンが彼のことを信じきれずにいるというのも理解している。
「みんなが俺のことを見捨てたとは思っていない。そう考える。多くのファンの気持ちも理解している。彼らは『おい、試合をしないといけないぞ』って言うけど、俺もそう思う。そのために俺は復帰したんだ。だから病院に行って手術を受けた。俺が手術を受けるのが好きだとでも思うか？そんな奴はいないと思う。」
「復帰を目指して毎日トレーニングをしている。毎日、フルタイムで。簡単なことではない。ファンの気持ちもわかる。俺は試合をしないといけない。体重を作らないといけない。プロフェッショナルでなければならない。俺もそう思う。でも、俺は試合をすれば、常に相手を叩きのめしている。常にだ。今俺には一つの目標がある。年末のドリームファイト。トニー・ファーガソン戦だ。これがやりたい。」
ヌルマゴメドフは、健康であれば、ライト級最強の一人であることは間違いない。2016年11月のUFC 205では、マイケル・ジョンソンを相手に一方的な試合をして、3ラウンドサブミッション勝利を収めている。
ただ、ファーガソンは、暫定王座を獲得した後、ヌルマゴメドフからマクレガーに標的を変えたと公にコメントしている。それでもヌルマゴメドフはファーガソンとの試合が実現できると考える。マクレガーの次戦に関して、ファーガソンの意見はそれほど考慮されないという。
「彼に決定権があるとは思わない。UFCがこう言ったらどうなる？『コナーはディアスと戦う。君はハビブと戦わないといけない』。どうなる？こうなると彼は俺との試合を受けなければならなくなる。」
「彼にメッセージを送りたい。王座を楽しんでくれ。君はベルトにふさわしい。10連勝している。俺の考えでは彼が真の王者だ。そして彼は俺と戦わなければならない。ファンのために俺たちは戦わなければならない。俺は準備ができている。健康だ。前回は俺に問題があった。俺が悪かった。前回は。分かっている。でもその前は、彼も欠場をしている。それは忘れないでほしい。今、彼は真の王者だ。楽しんでほしい。年末に会おう。」
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