http://www.mmanews.com/georges-st-pierre-finished-for-me/
By Adam Haynes – September 13, 2017
UFC 217、ジョルジュ・サンピエールがオクタゴンに復帰し、王者マイケル・ビスピンとミドル級タイトルマッチを行う。
サンピエールがオクタオンを離れてほぼ4年になった。
サンピエールはウェルター級を支配していた。マット・ヒューズ、ニック・ディアス、カーロス・コンディット、ジェイク・シールズといった選手を相手にタイトルを防衛。2013年、UFC 163で行われた9度目の防衛戦で、ジョニー・ヘンドリックスに敗戦寸前まで追い込まれた後、休場している。
オクタゴン復帰に意欲を燃やすサンピエールだが、ビスピン戦で負けた場合はそれで終了だと宣言する。
「自分がUFCを去ったのは、ダメージが理由じゃなくて、それよりも不安とか緊張で眠れなかったからなんだ。息が苦しくて、ただただプレッシャーが酷かった。王者になると自分が世界の中心のように感じるんだ。実際はそんなことはなくて、幻想なんだけど。このプレッシャーは、他のスポーツとは種類が違う。生死に関わるプレッシャーだ。本当に深いところで、生命が脅かされる。命を落とすこともありえる。」
「ウェルター級で試合をしていた時、試合に勝っても、常に次から次に相手がいた。強い選手が一番多い階級だったから。次から次に強い相手と対戦して、息つく間もなかった。あの時は、今とは状況が違っていて、俺は体制と戦っていた。薬物問題について声をあげていたけど、みんなは俺をバカにしていたよ。『あぁ、あれは被害妄想だ。引退したくてあんな事を言っているんだ』って。でも今何が起こっているかみてくれ。多くのUFC王者達がパフォーマンス強化薬物で捕まっている。」
「もし負けたら、引退する。終了だよ。引退試合だ。負けるつもりはないけど、もし負けたら終了する。」