by Marc Raimondi@marc_raimondi Sep 14, 2017, 9:00am EDT
我々はジョン・ジョーンズのオクタゴン最後の試合を見たことになったのか。ダニエル・コーミエは、そうかもしれないと考える。
水曜日にUFC Tonightに出演したコーミエは、薬物テストでの陽性結果は、ジョーンズにとって「死刑宣告」のようなもので、UFCには2度と戻らないかもしれないと語った。UFC 214でのコーミエとのライトヘビー級タイトル戦の前日に採取された競技会サンプルで、ステロイド、トゥリナボールの陽性結果だ。
「死刑宣告だよ。通常通りの処罰なら、そうなり得る。死刑宣告だ。これはすごく高価なドラッグだから、サプリメントに入っていたっていうのは考えにくい。俺はUSADAのプログラムで12年やってるけど、一度もこんな問題を起こしていない。もし1回目が間違いだったとしたら、注意するはずだ。特に出場停止明けの復帰で監視の目が向けられているんだから。用心深く注意したはずだ。みんなに理解してもらいたいって考えているとしたら、ただただ馬鹿げている。」
ジョンーズは、7月29日、コーミエを3ラウンドTKOで下している。この勝利でコーミエからライトヘビー級のベルトを奪取。しかし、火曜日のBサンプルの結果をもって、競技会で彼の身体にステロイドが入っていたことが確認されたため、カリフォルニア州アスレチック・コミッション(CSAC)は試合結果をノーコンテストとし、UFCは水曜日にタイトルをコーミエに戻している。
ジョーンズはこれまでにも多くの問題を起こしている。昨年は禁止物質、クロミフェンとレトロゾールで陽性結果となり、UFC 200でのコーミエとのタイトル挑戦試合の3日前に試合から外されている。
2016年に1年間の出場停止処分を受けたジョーンズ。今回は、再犯のため4年になるかもしれない。しかし、まずは裁定プロセスをふむことになる。ジョーンズのチームは、ジョーンズが故意にステロイドを使ったのではないと主張し、どういった経緯で身体システムに入り込んだのかを調査している。
コーミエは、これ以上議論することはないと考えてる。
「ようするに、彼は薬物テストにひっかかったってことだ。100回パスしても、1回でも引っかかってはいけない。適正プロセスを待たなければならないって言うけど、何を待つって言うんだ?AサンプルもBサンプルもテストしたんだ。言えることは、パフォーマンス向上薬物で陽性反応になってはいけないってことだよ。それはダメなんだ。フェアじゃないんだ。ものすごく怒っているよ。」
試合の前コーミエは、ジョーンズはこれまでのキャリアのほとんどの試合でステロイドを使っていたとメディアで発言した。ジョーンズはその発言に怒りをあらわにし、繰り返し否定していた。
昨年検出され物質はステロイドではなかったが、今回はステロイド。
「狂ってるよ。ものすごく狂ってる。」