August 30, 2017 2:10 pm by Russell Ess
フロイド・メイウェザーのリングインは話題になる。これまで彼は、ジャスティン・ビーバー、リル・ウェイン、バーガーキングのマスコットなどと共に登場し、リングインを特別なものしている。
格闘界で最高の収入となったマクレガー戦では、メイウェザーは黒い服に黒いスキーマスクで登場し、観衆はそのことを話題にした。
メイウェザーのことを長年知っている、MMA打撃コーチでボクシングコーチのアンジェロ・レイエスがあのマスクの意味を語った。レイエスはメイウェザーのコーチではないが、メイウェザーとボクシング・コミュニティと繋がっているため、メイウェザーのマスクが何を意味するかが分かるという。多くの人間が気になるところだ。
レイエスはポッドキャスト番組Fight Societyでこう語った。
「ボクシング界にいる俺たちにとって、笑えることだったよ。なぜなら、あれはフロイド・メイウェザーが映画の『Dead Presidents (ダーク・ストリート)』を意識してやったことだから。銀行強盗だから、スキーマスクを被ったんだ。」
「簡単にいうと、自分が強盗だって言いたいんだよ。コナーはフロイド・メイウェザーを倒せるって信じていた。それで何が起きたかっていうと、彼は騙されて最大のペイパービュー興行に足を踏み入れた。史上最大のペイパービュー・イベントだ。」
「だから彼はスキーマスクを被っていたんだ。最高にイカしてるって思ったね。」
たとえマクレガーが、「騙されて」彼にとって過去最高収入額の試合をしたとしても、この試合はファンにとってエキサイティングな戦いだった。最初の数ラウンドは、マクレガーが勝つ可能性があると思わせるものだったからだ。しかし、レイエス曰く、この試合はメイウェザーにとっては簡単な仕事だったという。
「フロイドにとってイジーファイトだってことが理解できないなら、ボクシングのことを分かっていないよ。」