by Danny Segura@DannySeguraTV Jul 3, 2017, 7:00pm EDT
ダニエル・コーミエはジョン・ジョーンズ戦以外は受け入れなかったようだ。
UFC 210でトップ・コンテンダーのアンソニー・ジョンソンに勝利した後、コーミエには二つのオプションがあった。その一つは、トップ・コンテンダーの中でただ一人コーミエと対戦経験がないジミ・マヌワとの防衛戦。二人の間でトラッシュトークも繰り広げられたが、コーミエの頭のなかにはマヌワという選択肢はなかった。UFC 214の構想はただ一つ、唯一の負けを取り返することだった。
コーミエはThe MMA Hourに出演し、アリエル・ヘルワニに語った。
「7月29日アナハイム大会でのマヌワ戦をオファーされたよ。ランブル戦の1週間後、カンザスシティに向かっている時にダナから電話があった。ダナはオフィスから電話をかけてきて『アナハイムでマヌワ戦だ』って言うから『うーん』って答えたら、『何が問題なんだ』って。それで、『ジョン・ジョーンズじゃないとだめだ。実現させてくれ』って彼に言ったよ。」
「それから何度も彼にせっついたよ。『彼は準備ができているなだろ』って言ったら、ダナは『今話しているところだ』って言う。『彼はやるんだろ』って言ったら、『今彼と話を進めている。調整してるところだ』と。それから一週間ずっとしつこく連絡をしていたら、『DC落ち着いてくれよ。今話を進めているところだから』って。それで最終的にジョーンズに決まったんだ。アリエル、俺は刺激のある戦いがしたいんだ。」
「ランブル・ジョンソンの時は、本当に彼は今回俺をノックアウトするのか?って感じだった。そういうのが刺激になった。ジョン・ジョーンズは前回と同じことができるのか、また俺を倒すのか?ってのが刺激になる。それがないなら、テレビ出演でもしているよ。『ジミ・マヌワと戦うべきだ』って言われたけど、俺からしたら『何のために?彼に勝ち目はないだろ』って感じなんだ。」
技術的に自分自身に挑戦をしたいと言う気持ちもあるが、それに加えてジョーンズ戦はコーミエにとって最大のカードになる。ジョーンズとコーミエには熱いライバル関係がある。ジョーンズはUFC 182でコーミエに勝利しているが、ジョーンズがひき逃げ事件を起こし、コーミエがライトヘビー級王者となっている。
舌戦を繰り広げてきた二人がついにオクタゴンで激突することになる。今回は、彼らの試合の前に、二つのタイトル戦も組まれており、その他のカードも充実している。前回二人が戦った時とは違う点だ。
「前回の数字も知ってるけど、売り上げはすごく良かった。しかも前回は追加的な要素はなかったから、今回相当数字は上がると思うよ。」
「前回ジョーンズと戦った時は、コメインはマイルズ・ジューリーvs. ドナルド・セラーニだったし、ボクシングみたいなカードだった。でも今回は現時点でどれをメインカードにしていいのか分からないぐらいだよ。ジョンと俺、サイボーグ(vs.トーニャ・エヴィンガー)、タイロン(vs.デミアン・マイア)だろ、それにセラーニvs.ローラーもメインカードだし、バラオもそうだろ。マヌワもメインカードになるか。もう分からない。嬉しい悲鳴だね。」