フィラス・ザハビ:コナー・マクレガーの筋肉について

https://www.bloodyelbow.com/2018/6/20/17481508/ufc-firas-zahabi-on-why-conor-mcgregor-gasses-out-in-fights-its-partly-genetic-mma-news

By Milan Ordoñez@Mr_Ordonez Jun 20, 2018, 10:00am EDT

ザハビはジョー・ローガンのポッドキャスト番組に出演しマクレガーのガス欠についてこう解説した。

「ある種遺伝的なものだと思う。彼にはあの左のパンチがあって、私は死の接触って呼んでいる。この死の接触には犠牲が伴う。」

「どうすれば死の接触を得られるか?どこからあのパワーは来るのか?一番の要素は、筋肉が骨のどの部分に付いているかだ。これは遺伝性のもの。マイク・タイソンがあのパワルフな左フックを打てたのは、コーチが打ち方を教えたからじゃない。二流のトレーナーについていたとしても、彼はあの左フックを打てた。」

「骨のテコの作用にも関係している。例えば、100ポンドぐらいある重い棒を立てるとして、どの部分を握るかで抵抗が強かったり弱かったりする。端の方を持てばてこの作用がある。だから骨のどこに筋肉が付いているかでどれだけテコの作用を得られるかが決まる。」

「速筋繊維だと多くの酸素を維持することができないけど、名前の通り速く収縮することができる。一方、遅筋繊維だとより多くの酸素を代謝活性することができるけど、速い収縮はできない。つまり良い面も悪い面もある。」

「だから、例えばニック・ディアスのような選手はノックアウトするためにたくさんの打撃が必要になる。一発ではノックアウトできない。B.J.ペンはどうか。1ラウンドで彼が相手をノックアウトしなかったら、2ラウンドでノックアウトする可能性は低い。ディアスは逆で、1ラウンドよりも打撃を積み重ねて3ラウンドでノックアウトする可能性が高い。」

「マクレガーの結果を見ればわかる。速い収縮ができるテコの作用の大きい左腕を使って、全て1ラウンドか2ラウンドでノックアウトしている。彼を苦しい状況に追い込むとメイウェザー戦のように速筋繊維が代謝活性できなくなる。メイウェザーは凄くスマートで、マクレガーに3ラウンド動かせた。」

「『興奮しているんだろ、動き続けろ。お前に何も無くなった時に倒してやる』って。凄く賢い戦略だった。」

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