By Marc Raimondi@marc_raimondi Mar 26, 2018, 6:00pm EDT
カブ・スワンソンはUFCとの再契約を望んでいたが、そうはならなそうだと思われていた。
1、2週間前まで、スワンソンはUFCファイターではなくなったという現実を受け入れているように見えた。
The MMA Hourに出演したスワンソはアリエル・ヘルワニにこう語る。
「UFCで戦うことが大好きだ。最高なんだ。でも再契約はまずないだろうなってところまで行っていた。仕方ない、俺の時間はもう終わった、そういうもんだって考えていたよ。2、3カ月の間、UFCとの関係は終わったものだと考えていた。」
スワンソンは、昨年12月のブライアン・オルテガ戦の前に提示された契約延長のオファーを受けなかった。この試合に負け、UFC契約を終了。UFCはその後にも条件を提示したが、スワンソンにとって十分な額ではなかったという。
1週間前、スワンソンはUFC幹部からの電話を受ける。UFCから改めてオファーを出されただけでなく、ファイトマネーも上がっていた。そして再契約にあたってUFCから一つ条件があった。4月21日ニュージャージー開催のUFCアトランティックシティでのフランキー・エドガー戦を受けること。
「『最高だ、やろう』って言ったよ。」
二人は2014年に対戦し、エドガーがスワンソンを5ラウンド、サブミッションで下している。
「彼には完全に負けている。彼に借りがある。」
エドガーに勝利すれば、タイトル戦も見えてくる。
「俺の情熱はUFCにある。UFCには自分をハングリーにさせる試合がたくさんある。大きな大会で、大きな試合をする。それが自分にとって大事だった。」
スワンソン曰く、フリーエージェントになった時に「ほぼ全団体」から連絡があったという。どの団体かは明かしていないが、ビジネスのやり方があまり良くないところもあったようだ。
「駆け引きをしようとしてきた団体もいくつかあった。俺はそういうのは好きじゃない。」
最終的には良い結果になった。スワンソンはUFCが自分に一番適した場所だとわかっていたが、それでも自分の価値に見合った報酬を受けるための試みを止めることはなかった。
何もない状態になったスワンソンだが、今やアトランティック・シティーでの大試合を控えている。
「一瞬のことだった。それでフランキー・エドガーと戦うことになった。最高だ。」