Kamaru Usman details UFC's quandary of having to give him Darren Till or Santiago Ponzinibbio
By: Mike Bohn | March 20, 2018 11:50 pm
カマル・ウスマンはMMAjunkieにこう語った。
「みんな分かっていないけど、多くのファイターは公の場で単に言いたいことを言っている。彼らは『いつどこでも誰とでも戦う』って言うけど、本当に試合の話がでると黙ってしまう。俺はちゃんとしたチャンスを与えられていない。なぜなら彼らは俺と戦ったら負けるって分かっているし、『どうやったらフィニッシュされないか』って考えだから。UFCにはお気に入りがいてそういう選手たちをプロテクトする。」
「ダレン・ティルはUFCで5試合して4勝0敗1分け。おそらくもうUFCにいない選手と引き分けている。体重を作れなかった試合もある。僅差の判定もあった。それでライト級の選手(ドナルド・セラーニ)に勝った。この階級の大きい選手とやりあえないからライト級に戻るってはっきり言っている選手だ。ライト級の選手を倒しただけで、みんなはダレン・ティルを地上最強みたいな扱いをしている。ライト級の選手を倒して、それでレガシーを築く?まだ真のウェルター級ファイターと戦っていないのに、みんなは彼をものすごい選手のように扱っている。そしてUFCはあらゆる手段をつかって彼を俺から遠ざけている。」
「彼は俺を怖がっているんじゃない。恐れおののいている。だから俺と戦いたくないんだ。今このスポーツはこうなってしまった。ある時は、誰が一番強いのか、誰が最強の総合格闘家なのかっていうものだった。最強の総合格闘家を名乗るなら、自分の方が打撃が上だと思ったときにはテイクダウンを防げないといけない。テイクダウンを防げないとしたら最強の総合格闘家ではない。単に打撃がすごく上手な選手だ。俺は心から自分が最強の総合格闘家だと言える。テイクダウンされないだけでなく、相手をテイクダウンできる。スタンドで相手をずっと殴っていることもできる。この階級でこう言える人間はいない。」
「彼は俺を怖がっているというよりも、彼は俺と戦うことでUFCが築き上げようとしているものがどうなってしまうのか心配なんだ。期待を失いたくないんだ。UFCも同じ。」
「UFCの状況をいうと、ウェルター級ではダレン・ティルと俺がランキング7位と8位。俺たちより上の選手は俺とも彼とも戦いたくない。絶対に。俺たちを恐れている人間もちらほらいる。コルビー・コヴィントンが良い例だ。彼はウッドリーとしかやりたくなくて、俺たちを恐れている。『俺はもうここまできた、リスクをとって他の連中に負けるなんてことはしない。どうせ負けるならウッドリーと戦って金を稼ぎたい』って考えている。」
「さらに、UFCは今年新規開拓をしようとしている。リバプールがそのひとつだけど、アルゼンチンもそうだ。初めてのチリ大会は誰がメインを飾る?サンチアゴ・ポンジニッビオだ。そうじゃなければ彼がダレン・ティルの対戦相手になる。彼が本命だ。でもUFCはすでに彼をチリ大会のメインに決めているし、ダレン・ティルはリバプールのメインだ。UFCはこの二人に期待していて彼らの勢いを落としたくない。それにUFCは今年の後半ポンジニッビオの母国アルゼンチン大会で彼にメインをはらせたいって考えている。だからポンジニッビオとしてはアルゼンチンに行く前のチリで負けてしまうのは痛い。ダレン・ティルも同じ。自分のホームタウンへの新規開拓となる大会に出て負けてしまうのは最悪だ。」
「だから、UFCは何としても彼らを勝たせようとする。でも誰かが俺と戦わないといけない。ランク上の連中は誰も俺たちとは戦わない。そうなると、サンチアゴかダレンが俺と戦うことになる。UFCはダレンの方がより価値があると考えている。だからもし他に誰もいなければ、サンチアゴを俺と戦わせる可能性が高い。リバプールでダレン・ティルが俺と戦う可能性はマイナス100%と言っておく。」
「俺はすでにキャンプに入っている。誰かしらと戦うために。UFCが誰に賭けるかだ。俺は二人のどちらかと戦うことになる。もしそうならないとしたら、UFCには大きな問題がある。」