ジョー・ローゾン:リーボックに「悪態」をついても誰も得をしない

https://www.mmafighting.com/2017/6/14/15788666/joe-lauzon-toxic-attitude-toward-reebok-not-helping-anybody

by Dave Doyle@davedoylemma Jun 14, 2017, 9:00am EDT

多くのUFCファイターにとって、公式スポンサーのリーボックは顔の見えない企業であり、それゆえ批判の的にしがちだ。

UFCが2年前にリーボックと公式スポンサー契約を結んで以来、選手達のスポンサー批判はツイッター投稿のテンプレートのようになっている。

ベテランファイターのジョー・ローゾンは違った見方をする。

ローゾンはボストン南部にあるリーボック本社の近くのジムでトレーニングをしているため、リーボックの幹部と対面で話をする機会もあったという。選手がリーボックに怒りをぶつけることがよくあるが、それは誰の得にもならない、特に選手にとって好ましくないというのが彼の分析だ。

The MMA Hourに出演したローゾンはこう語った。

「今、俺たちは厄介な相手になっているよ。ナイキとかアンダーアーマーがスポンサーになることはない。なぜなら、UFCは一番良いオファーを選んでいるから。つまり、リーボックが一番高い額を提示したんだ。ナイキの方がリーボックより高額のオファーをしたのに『いや、それでも我々はリーボックを選ぶ』ってなったんじゃない。UFCは一番良いオファーを選んだ。リーボックは資金を投資すると決断して、俺たちに賭けた。ところがその結果しっぺ返しをくらったんだ。酷い不満。そうだろ?全くうまくいかなかった。」

先日行われたUFCアスリート・リトリートでは、そういった不満が爆発し、ケイジャン・ジョンソンがリーボックとバドワイザーの代表者に怒りをぶつけるというハプニングがあった。その結果、急遽話し合いの場が設けられ、そこでファイター達はそれぞれの不満を伝えることとなった。

しかし、ローゾンは、不満をぶつける対象はリーボックではないはずだと考える。ジョンソンも後日そのことを認めている。

「ほとんどがリーボックの問題ではないよ。金額はUFCとの交渉で決まったんだ。だからリーボックが『話し合った額の3倍支払おう』とはならない。そうはならない。これはビジネスだから。俺たちは間違った方向を向いている。俺は、みんながこの状況をもう少し良く理解するように取り組んでいるよ。俺が話をした人間は全員理解してくれたと思う。リーボック契約の前と後でスポンサー状況がどう変わったか、多くの人間に聞いたけど、9割は以前と同じか良くなったって言っていた。UFCでの試合数が多い選手達もいたけど。」

ローゾンは、最近UFCに参戦し始めたファイター達は、リーボック契約がなければ巨額のスポンサーマネーを手にできていたと勘違いしているという。

「ケイジャン・ジョンソンみたいに新しく入ってきた選手は、おそらくFight Passのカードで試合をすることになる。Fight Passで試合をするってことは、スポンサー収入はないってことだよ。誰も見ないから。そういう選手達は最近来たばかりなのに収入が少ないって不満を言っているけど、彼らの多くはFight Passのカードで戦うだろうから、いずれにしてもスポンサー収入なんてないよ。多分、スポンサー収入の黄金期の話を聞いているんだと思う。入退場の時にTシャツを着るだけで15万ドルとかいう話を聞いて、『自分もそうなりたい』って。でも、そんなのは現実的じゃない。」

リーボック契約に対するもう一つの批判は、階層支払いシステム、つまりUFCでの試合数によって支払い額が決まるシステムだ。例えば、アレクサンダー・グスタフソンは地元スウェーデン、ストックホルムで大観衆を集めることができるが、UFCでの試合数が少ないため、支払われる額はわずか1万ドルとなる。

2006年からUFCに参戦しているローゾンは、階級が高い(デビュー戦は記録に残るアップセット勝利を収めたジェンス・パルヴァー戦)。彼は最近、リーボックからの収入を、追加収入ではなく、出場給の一部と考えるようになったという。そして、他の選手達も次に契約をする際は、同じように考えるべきだと考える。

「俺は出場給と勝利者ボーナスをみる。これは全てUFCからくるものだろ?俺の契約は、出場給と勝利者ボーナスのどちらも6万2千ドルで、スポンサーからの収入が2万ドル。それで俺は、出場給が8万2千ドルだってとらえるんだ。それだと、出場給がいくらでリーボックが払う額がいくらだとかは関係ない。どれだけの額を銀行口座に入れられるかが大事だ。グスタフソンは、超有名選手だし、出場給でたくさんもらっていると思うよ。そういう契約をしていると思う。」

以前のシステムでは、選手は自らスポンサーを探すか、そのためのマネージャーを雇う必要があり、ファイトウィークに試合以外の心配をしなければならなかった。ローゾンはこのシステムが好きではない。リーボック契約下で選手の個性や想像力が薄れてしまうという考えもある程度は理解できるものの、ローゾンは違う視点で物事を見ている。低額の古いスポンサーがいなくなったのだと。

「試合で身につけるショーツじゃなくて、自分が何をするかで、自分のことを見て欲しい。だから特に気にしていない。それに皆のショーツがバラバラなのよりも、ずっと見た目が良いと思う。ロゴが剥がれていたり、スポンサーだらけなのもみっともないし。NASCARは走る広告だけど、少なくともラベルが剥がれたりしていない。それだと少しかっこ悪いね。」

結局のところ、大勢の選手がツイッターで不満を述べたところで、リーボックがUFCとの契約内容を変えることはない。だからこそ、ローゾンはまだ数年契約が残っている今、リーボックにチャンスを与えるべきだと考える。そうすることで、次の契約時期にリーボックに金銭的余裕ができていると。

「皆が不満を言っているけど、これは将来的に良くない。この契約が満了した時、アパレルに関してはスポンサーはいなくなると思う。スポンサーからは、お前達が台無しにしたんだって言われるよ。だから、俺はもっとリーボックを着るべきだと思う。そうすればリーボックの売上もあがるし、再契約するかもしれない。もしくは他のスポンサーがさらに良いオファーをするかもしれないだろ。」

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