by Marc Raimondi@marc_raimondi May 30, 2017, 3:00pm EDT
コーディ・ガーブラントは背中の負傷で戦線離脱となり、復帰戦の日程は決まっていない。しかし、彼には明確な復帰後の計画がある。
UFCはTJディラショーが体重を落としてフライ級王者デメトリアス・ジョンソンとタイトル戦を行うことを検討している。ガーブラントはその勝者と復帰戦をしたいという。
ガーブラントはMMA Hourに出演し、ディラショーについてこう語った。
「フライ級に落としたいなら、そうすればいい。TJ、もし負けたらお前とは試合をしない。俺がフライ級でデメトリアスと戦う。お前はチャンスを逃したんだ。TJ、お前がDJを倒したら、フライ級に落としてお前からベルトを奪う。これが(UFC代表)ダナに伝えたことだよ。」
ガーブラントは、7月8日ラスベガス開催UFC 213のメインイベントでディラショーを相手にバンタム級タイトル防衛戦を行う予定だった。今シーズンのTUFで互いに敵チームのコーチを務め、二人のライバル関係は最高潮に達していた。しかし、ガーブラントは昨年から患っていた背中の負傷が線維輪断裂に至ったため、しばらく戦線を離脱することになってしまった。
“ノーラブ”欠場となり、UFCはジョンソンvs.ディラショーを検討することになる。ディラショーはこの試合を強く望んでいるが、ジョンソンはそれほど乗り気ではないようだ。ジョンソンの次戦は、UFC史上最多防衛記録となる11連続防衛をかけた試合になる。
ガーブラント:「DJがTJを倒すと思う。TJは遅い。すごく動きが遅い。一緒にトレーニングをして感じたんだ。奴のことはよく分かっているよ。DJが勝つと思う。」
ディラショーvs.ジョンソンが実現しなかった場合、ガーブラントは今年中にディラショーとタイトル防衛戦をすると語った。そして圧倒的な勝利を収めた後、ジョンソンのフライ級タイトルに挑戦するつもりだという。
「フィニッシュ勝ちをして、その後でデメトリアスと戦いたい。これが俺が築こうとしているレガシーだ。TJはあらゆるもののジェネリック版でしかない。ドニミク・クルーズのジェネリック版。俺は以前からデメトリアスとの試合を望んでいたけど、今になって彼もデメトリアスと戦いたいと言う。」
ガーブラント(25)曰く、3月からトレーニングを再開できる予定だったが、痛みと動きづらさが続いていたという。今月上旬、UFCはガーブラントをドイツに送り特別な治療をしたが、それでもトレーニングキャンプに入り7月上旬に試合をするのは難しかった。“ノーラブ”は「必ず」今年中に復帰すると誓った。
復帰戦の相手は決まっていない。UFCがディラショーvs.ジョンソンを行うかどうか、まずそこがスタート地点だが、いずれにしても、ガーブラントは近い将来2階級制覇することを狙っている。
「フライ級に行ってデメトリアスと試合をする。それが俺の目標。デメトリアスとは何度も話したことなんだ。TJ戦の後の俺の目標。まずはTJ戦だけど、そのすぐ後にフライ級でデメトリアスと試合がしたい。」
「俺がマネーファイトだってことはみんな分かっているし、俺は軽量級のビッグカードだ。」