WSOFバンタム級前王者マルロン・モラレスは、じっくりと時間をかけてタイトル戦を目指す
by Lucas Rezende@rezenluc Apr 28, 2017, 9:00pm EDT
13連勝中でWSOFバンタム級タイトルを5度防衛しているマルロン・モラレスは、ついにUFCに参戦しハファエル・アスンサオと対戦する。モラレスはUFCタイトルに、急いでたどり着こうという気はないという。Portal do Vale Tudoに語った。
「人間は目標までの近道を探しがちだ。何か欲しいものがあると、すぐに手に入れたいって思ってしまう。神様の計画というものも理解しないといけない。UFC参戦まであと一歩だったことがある。TUF Brazilに出れそうだったけど、残念ながらそうはならなかったんだ。あの時は、参加できないことが悲しくて頭にきたよ。出たかったし、本当にもう少しのところまで来ていたから。でも、その後、WSOFに出場するチャンスを得て、そこで成長した。王者になって、夢を叶えたんだ。家族のサポートができるようになった。それでまたUFC参戦が現実味を帯びて来たけど、ベルトを防衛し続けた。そのおかげで、じっくり準備をして良いタイミングでUFCに参戦できる。前よりも良いタイミングだ。」
「一人のアスリートとして、試合を重ねる必要があることは理解している。ベルトへの近道のことは考えていない。もちろんタイトル戦がしたい。最近はみんなこう言うんだ。タイトル戦がしたいなら、勝つだけじゃなくて、試合を売らないといけないって。タイトル戦は自ずとやってくると思う。UFCに参戦して、自分に何ができるか様子をみるよ。いつかタイトル戦にたどり着けると信じているし、急ぐつもりはないんだ。」
マルロン・モラレスは、6月3日、ブラジル、リオ・デ・ジャネイロ開催UFC 212でハファエル・アスンサオと対戦。本大会のメインイベントは、フェザー級王者ジョゼ・アルドとトップコンテンダー、マックス・ホロウェイのタイトルマッチ。