http://www.ufc.com/discover/sport/rules-and-regulations#14
- 異なる位置にいる3人のジャッジが評価。レフリーがジャッジの一人になることはない。
- 10ポイント・マスト・スコアリング・システムを採用:稀な引き分けを除いて、ラウンド毎に、勝者に10ポイント、敗者に9ポイントまたはそれ以下のポイントが与えられる(引き分けの場合は両者10ポイント)。
- ジャッジは、効果的な打撃、効果的なグラップリング、リング/試合エリアのコントロール、効果的な積極性、防御といった総合格闘技のテクニックを評価する。
- テクニックは、効果的な打撃、効果的なグラップリング、試合エリアのコントロール、積極性、防御の順番で重視される。
- 効果的な打撃:当たった打撃の総数
- 効果的なグラップリング:テイクダウン、上下のリバースの成功数。例えば、スタンドの状態からマウントポジションへのテイクダウン、ガードをパスしてマウントポジションに移行、下のポジションの選手によるアクティブで脅威のあるガードなど。
- 試合エリアのコントロール:どちらがペース、位置、ポジションを支配しているか。例えば、グラップラーのテイクダウンに対してスタンドの状態を維持して打撃を出す、グラウンドでの攻防を強いるために対戦相手をテイクダウンする、脅威のあるサブミッションの試みをする、ガードをパスしてマウントをとる、打撃の機会を創り出すなど。
- 効果的な積極性:前に出て打撃をだすこと。
- 効果的な防御:攻撃を出しながら、打撃、テイクダウン、上下のリバースを避けること。
- スコアの基準
- 10-10:両者が対等でいずれの選手も明確に圧倒していない場合
- 10-9:一方の選手が、効果的な打撃をより多く当てる、グラップリングをする、その他の動きなどで接戦で勝った場合
- 10-8:一方の選手が、打撃またはグラップリングで圧倒的に支配した場合
- 10-7:一方の選手が、打撃またはグラップリングで完全に支配した場合
11. ジャッジはスライディング・スケールを採用し、選手がスタンドまたはグラウンドの状態であった時間の長さを認識する。
- 大半の時間がグラウンドの場合:最初に効果的なグラップリングが考慮され、その次に効果的な打撃が考慮される
- 大半の時間がスタンドの場合:最初に効果的な打撃が考慮され、その次に効果的なグラップリングが考慮される
- 一方の選手が打撃またはグラップリングで圧倒的に支配した場合、10-8のスコアがつけられる
- スタンドとグラウンドの状態の時間がほぼ同じ場合、打撃とグラップリングは同等に考慮される