ギルバートはとんでもなくタフだったけど勝てると信じていた。試合のためにハードなトレーニングをした。ジムでの5分5ラウンドとオクタゴンでの5分5ラウンドは違う。それでも心身ともに集中し続けることができた。夢の中にいるようだ。最高だ。
イアンは自分のことを特別な存在だと思っている。だけどそうではない。この業界の誰もがそう感じているよ。イアンは有望な選手だし、俺はここにずっといるつもりだから彼と戦いたいね。彼は無敗で団体から推されている。ランキングで彼よりも上になるから、彼の試合を受けてやる。それかコルビーと戦う。コルビーはこの階級で一番楽な相手だ。スタンドで圧倒しておもちゃにするつもりだ。
イアンは無敗ですごく押されているけど、MVP戦はひどかった。彼はくだらないことばかり言うから俺は好きじゃない。だから彼と試合をしたい。
コルビーとはすぐにでも試合をする。UFC、彼と試合をさせてくれ。ぶち殺してやる。あいつがランキングに入っているのはおかしい。
2月13日(2025年)が予定日だから、娘が生まれる前に試合をしたい。いくらか金を稼いで、娘と妻との時間を過ごす。だからその前に一試合したい。12月14日か1月上旬とか。
個人的に俺はベラルのことは好きだ。ベラルの評価が常に低いことが俺は気に入らない。彼は今の位置にふさわしい選手だ。
ただあの夜は俺は自分のせいで負けた。試合前、一週間ずっと彼に負ける夢をみていたんだ。俺は無敗だったから、無敗のファイターということに囚われていたんだと思う。また彼と戦うことになるよ。
