http://www.mmanews.com/alistair-overeem-battled-food-poisoning-ufc-209/
By Jay Anderson – March 5, 2017
アリスター・オーフレイムがUFC 209戦った相手は、危険なストライカー、マーク・ハントだけではなかった。土曜日夜にハントをKOで下す前、オーフレイムは食中毒のひどい症状に襲われていた。試合後に行われたプレス・カンファランスに、UFC代表ダナ・ホワイトが少しの間登壇し、集まったメディアにオーフレイムへの感謝と彼が欠場しなかったことへの尊敬を語った。
プレス・カンファランスでオーフレイムが質疑応答をしている際、オーフレイムの隣にやってきたホワイトはこう語った。
「彼の体調が悪かったことを知っているか?彼は24時間も病院にいたんだ。食中毒だった。吐いたり、食中毒の悪い症状すべてが、24時間続いていたんだ。彼は病院にいて、我々が家まで送ったんだけど、また病院に戻らなければならなかった。病院は彼に水分を与えて点滴を打った。吐いたり、そういうことがあるから、自分の病室から出ることもままならない時間もあった。それでも欠場を拒んで、今夜試合をして、マークハントをノックアウトした。それに、彼のすごいところは、インタビューでこの事を一言も言わなかったし、ここでもまだその話をしていなかったところだ。」
「ただ彼に礼を言いたくて、どれだけ彼を尊敬しているか言いたくてここにきたよ。」
この後、オーフレイムは、点滴を受けるために様々な手続きを踏まなけれなならなかったことを語った。UFCが反ドーピング・プログラムで提携しているUSADAは減量後の水分補給のための点滴を禁止している。
“ザ・リーム”は、今回のハント戦勝利で夏のビック・マッチの可能性が高くなった。ダナ・ホワイトは、フランシス・ガヌー戦の可能性は否定したが、デリック・ルイスをはじめ他のファイターと対戦する可能性はある。