今週末ベラトールでのデビュー戦を行うフョードル・エメリヤーエンコは、UFCではなくベラトールを選んだ理由を語った。
by Tim Burke@TB_Money Feb 13, 2017, 10:00pm EST
MMAの真のレジェンド、ヒョードル・エメリヤーエンコは、今週土曜日にマット・ミトリオンを相手にベラトールデビューを果たす。エメリヤーエンコはオクタゴンに上がっていない最も有名なファイターと言えるだろう。昨年UFCが彼との交渉を始め、それが変わりそうになった。しかし、残念ながら、契約の合意とはならなかった。
ただ、彼はベラトールとの契約合意に至った。The MMA Hourに出演し、より大きな舞台となるUFCではなく、バイアコム傘下のベラトールを選んだ理由を説明した。
エメリヤーエンコは通訳を介してこう話す。
「我々はスコット・コーカーと素晴らしい関係を築くことができました。ベラトールから非常に良いオファーをいただいたし、さらに、ベラトールは私のチームの他のメンバーも招き入れてくれた。だから、他のメンバーもベラトールで試合をすることができます。」
「どう捉えるかにもよりますが、すごく近いところまでいって、そこでウロウロして、ゴールにたどり着かないことがよくあります。UFCにとって満足できないことがいくつかあって、私にとって満足できないこともいくつかあって、それで合意には至りませんでした。」
「大きな理由の一つは、私のチームのメンバー、私の仲間が試合をできるということです。もうひとつは、UFCとは金銭面で考えの違いがあって、その他にいくつか細かい内容で合わないところがありました」
40歳のエメリヤーエンコは、ベラトールとの契約が2試合契約で両者が合意すれば3試合目のオプションがあることを明かした。この団体で現役を終えるつもりだ。前回のあの試合の後、引退を考えることはなかったという。議論の的になったファビオ・マルドナド戦だ。
エメリヤーエンコとミトリオンは、今週土曜日にサンノゼで開催されるベラトール172のメイン・イベントで対戦する。