By Fernando Quiles Jr. – January 31, 2017
ティト・オーティズとチェール・ソネンとの試合が筋書きの決められた試合だった、という考えをダナ・ホワイトが受け入れることを期待していたとしたら、がっかりするだろう。
UFC代表のホワイトは、ベラトールの親会社バイアコムのことを良く思っていない。ただ、ベラトール元代表ビヨン・ブレニーが解雇されて以降は、同団体への敵意は弱まっている。
ポッドキャスト番組UFC Unfilteredで、ホワイトはベラトールとの過去のいざこざを笑いにしながらこう語った。
「ベラトールのことはボロクソに言いたいね。でも、どう考えてもあの試合がワークだったはずがない。」
彼が「ワーク」ではないと言っているのは、ベラトール 170でオーティズがソネンに決めた絞め技のことだ。本当のチョークにしては、ソネンがバックをとられるまでの流れが簡単すぎると指摘するファンもいる。ホワイトは、自身の過去の経験から、この指摘は間違いだと考える。
「ティト・オーティズは力があるんだ。昔ネック・クランクをかけられたことがあるけど、首が抜けるかと思うほどだったよ。この男はフィジカルがものすごく強いんだ。それと、彼のグラウンド技術は過小評価されているよ。あの試合がワークだったなんて絶対にありえない。」
この試合は、“ハンティントン・ビーチ・バッドボーイ”、オーティズの引退試合だった。これで過去4戦3勝。一方のソネンは、2連敗で、2013年8月から勝ち星をあげていない。