http://www.mmanews.com/cody-garbrandt-t-j-dillashaw-cant-even-draw-ppv-buys/
By Fernando Quiles Jr. on January 8, 2017@FQJMMA
コーディ・ガーブラントはUFCバンタム級タイトルを獲得したばかりだが、早くも次の対戦相手に目を向けている。最近は多くのファイターが大金を稼げる試合を求めているが、“ノーラブ”もその例外ではない。ガーブラントは、フェザー級王者ジョゼ・アルドとライト級王者コナー・マクレガーとの試合に興味があると公言している。
そんなガーブラントの興味をそそらない相手は、チーム・アルファメールでトレーニング・パートナーだったT.J. ディラショーのようだ。その理由は、つまるところ、ディラショーではペイパービューの売り上げが期待できないからだという。
「言ったように、タイトル戦に手を挙げた。あれは二人の競争だった。金を稼ぐことが大事で、契約を勝ち取ることが大事だった。T.J.は俺に及ばなかった。くだらない売り文句を言って、10万ドルの掛け金でクルーズにタイトル戦を受けさせようとしたんだ。ディラショーのことを口にしたくもないね。彼では、ペイパービューを売れないんだ。そういう意味でも彼との試合は理にかなっていない。」
“ノーラブ”は、UFCのタイトル獲得を夢見るティーンエイジャーの気持ちがわかっている。彼は10年以上その気持ちを抱き、UFC 207でドミニク・クルーズを相手に、夢を実現している。ガーブラントは、今や自身は狙われる側であり、進化を続けたいと語る。
「ジョゼ・アルドに気持ちが向いている。彼も俺と戦いたいと思うし、また別のレジェンドを倒す準備ができている。そのためにこのスポーツを始めたんだ。自分の伝説を築きたいし、そしてそれを維持したい。昔の俺のように、俺を見て、俺のことを倒したいと思っているティーンエイジャーがいるんだ。だから、常に技術を高めて、伝説を築きたいね。そのために戦いの世界に来たし、UFCに来たんだ。世界最高になりたい。長い期間戦って、多くの成功を収めるよ。」
ガーブラントのコメントに関わらず、ディラショーのタイトル戦に意を唱えるものは少ないだろう。バンタム級元王者は、“ノーラブ”がバンタム級のベルトを手にした大会で、ジョン・リネカーに圧勝している。エレベーション・ファイト・チームのエースファイター、ディラショーは、過去7戦の戦績を6勝1敗としている。