Jon Jones reaches agreement with NSAC, eligible to fight again in July
By: MMAjunkie Staff | December 8, 2016 6:15 pm
UFCライトヘビー級前王者ジョン・ジョーンズは、ネバダ州アスレチック・コミッション(NSAC)との和解に達し、UFC 200での薬物使用のための出場停止処分は1年間となった。米国反ドーピング機構(USADA)が下した処分と同じ期間となる。
MMAFighting.comがこの合意について報道し、その後MMAjunkieがこの件に詳しい人物と確認をとっている(公に話をすることができないため、匿名にすることが条件だった)。
11月、3名で構成される仲裁委員会は、UFCの反ドーピング公式パートナーのUSADAがジョーンズに下した1年間の出場停止処分を支持した。この処分は7月6日(6月16日の競技会外の薬物テストの結果がでた日)に遡って適用されるため、ジョーンズの出場停止は2017年7月7日までとなる。
NSACは公式な発表をしておらず、MMAjunkieの取材に対しても回答はない。ただ、当該の処分に決まったことで、ジョーンズは7月7日から試合をすることができることは確かだ。
ジョーンズは当初、競技会外の薬物テストの結果は汚染された性機能改善薬のためだと主張し、軽めの処分を期待していた。しかし、仲裁委員会は、「特定物質」(抗エストロゲンのクロミフェンとレトロゾール)を使用したジョーンズの「過失の程度は極めて高い」と結論付けた。
それでも、ジョーンズはUSADAあるいはNSACからの2年間の出場停止処分は免れており、処分が開け次第、活動を再開するだろう。
ジョーンズ(MMA通算22勝1敗、UFC16勝1敗)はUSA TODAY Sports/MMAjunkieのMMAパウンド・フォー・パウンド・ランキング2位、ライトヘビー級1位。