ドミニク・クルーズ:コーディ・ガーブラントはバンタム級のシェイン・カーウィン

http://www.mmamania.com/2016/12/5/13846834/dominick-cruz-cody-garbrandt-bantamweight-shane-carwin-we-saw-what-happened-ufc

by Adam Guillen Jr. Dec 5, 2016, 4:05pm EST

ドミニク・クルーズは、12月30日ネバダ州ラスベガス開催のUFC 207コメイン・イベントで、コーディ・ガーブラントを相手にバンタム級王者防衛戦を行う。

このマッチメークは他のコンテンダー、特にT.J. ディラショーにとっては歓迎できないものだったが、二人のライバル関係が発展するなかで、多くのファンがどうしても見たい組み合わせになっていた。それでも、クルーズは、“ノーラブ(ガーブラント)”はトップ5ファイターではないものの対戦アピールのトークでタイトル戦を勝ち取ったと考え、彼に挑んだことを後悔させると語る。

最近、クルーズはThe MMA Hourでこう語った。「俺たちはファイト・ビジネスの世界にいて、これは戦いなんだ。単純明快だ。彼はこの階級のトップ5に入っていない。彼と戦ってそれを証明するのが俺の仕事だ。」

「彼は喋りでこの試合を手にした。100パーセントそうだ。オクタゴンに上がって彼と戦うのが俺の仕事だ。彼と戦いたいと思っているよ。興味を刺激する試合だし、これまで色々とやりとりもあった。この男はこれまでに色々と喋った。オクタゴンに上がって、彼を黙らせる。そして、なぜ彼のレベルが自分で考えているレベルに程遠いのかを教えてやるのが俺の仕事だ。」

3試合連続1ラウンドKOのガーブラント(その他の6試合でも早い段階で試合を決めている)。彼は、その拳には早い段階で試合を決めるだけのパワーがあることを証明している。

これは素晴らしい武器になるが、クルーズ曰く、彼のような相手を倒すには十分ではないという。クルーズはヘビー級元王者シェイン・カーウィンを例に出す。カーウィンは1ラウンドで試合を決める技術があったが、1ラウンドを過ぎると失速したと。

「確かに彼は今まで1ラウンドKO勝ちをしてきたけど、シェイン・カーウィンと同じだ。1ラウンドを過ぎたらどうなるか、みんな見ているはずだ。」

シェイン、すまない。

クルーズは、“ノーラブ”は全局面で優れたファイターではなく、また彼のような経験豊富な王者を倒すための賢さがないと考えている。

クルーズ:「このゲームはそういうものだ。色々と織り交ぜる技術が必要だし、1ラウンドだけじゃない。パワーで圧倒できるところを示さなければならないけど、パワー以外も必要だ。パワー、試合運び、技の切り替え、クリンチで優位になる方法、テイクダウン、さらにグラウンドで下になっても上になっても、リスクを犯さずスタンドに戻る技術も必要だ。」

「それが出来ても、ずっと維持しないといけない。2、3ラウンドしかもたないスタイルは、俺のような相手には厳しい。それがこのマッチメークの全てだ。」そうクルーズは締めくくった。

13連勝中の“ドミネーター”クルーズは、前回の試合でガーブラントのメンター、ユライア・フェイバーを相手にタイトル防衛に成功。その前は、フェイバーの弟子だったT.J.ディラショーとの戦いでタイトルを奪還している。

大晦日の夜、クルーズがまたチーム・アルファ・メール所属選手を倒すのか。それとも、ガーブラントが仲間のリベンジを果たすことになるか。

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