http://www.mmanews.com/chris-weidman-one-wrong-shot-led-to-yoel-romero-loss/
By Dana Becker on November 29, 2016@danabecker
UFCミドル級元王者クリス・ワイドマンは、UFC 205でのヨエル・ロメロ戦に向けて順調な仕上がりをみせていた。
しかし、突然、ワイドマンはグラウンドに落ち、衝撃的な敗北を喫することになる。
ワイドマンの狙ったテイクダウンがうまくいかず、そこにロメロは飛び膝蹴りを当てている。ロメロは、来年のタイトル挑戦が予想される。レスリングで卓越した選手だったワイドマンは、先日The MMA Hourに出演し、この試合について語った。
ワイドマン:「まさか負けるとは思っていなかった。この第3ラウンドを優勢に進めれば、試合は決まりだって。それで、テイクダウンを狙いに行ったんだ。MMAの技術に詳しい人ならわかると思うけど、サウスポーが相手の時は、常に自分の頭を対戦相手の前足側に向けてテイクダウンするんだ。前足の外側に行くように。そうすれば、膝蹴りと左のパンチから距離を置けるから。だけど、一度だけ、間違った方向に向けてしまった。何度も何度も、反復練習をして、そうならないようにしていたのに。そこに彼が膝を合わせた。」
「勝利を手にできそうだって思っていたけど、一度のミスで全てが変わってしまった。そして、これがこのスポーツの魅力なんだ。だから、みんなが観るのを楽しみにしているんだ。いつでも、どの試合でも、どんな選手でも、あらゆることが起こる可能性がある。10回中9回勝つことができても、残りの1回がある。それが俺とヨエルだとは言わないけど。ただ、とにかく、それがこのスポーツの魅力なんだ。」
ワイドマンは、今年上旬にルーク・ロックホールドに敗れているため、これで2連敗となった。