UFC middleweight champ Michael Bisping accepts spring fight with Yoel Romero
By: MMAjunkie Staff | November 18, 2016 8:00 am
結局、ヨエル・ロメロが、UFCミドル級王者マイケル・ビスピンとのタイトル戦を手にすることになりそうだ。
ロメロ(MMA通算13勝1敗、UFC8勝0敗)は、先週末のUFC 205で、元王者クリス・ワイドマン(MMA通算13勝2敗、UFC9勝2敗)と対戦し、3ラウンドに強烈な飛び膝でノックアウト勝ち収めている。その後、UFC代表ダナ・ホワイトは、ビスピン(MMA通算30勝7敗、UFC10勝7敗)の次の対戦相手としてロメロの名前を口にした。
ロメロも勝利後すぐ、ビスピンに照準を定める。ビスピンは、FS1アナリストとしてUFC 205の会場にいた。二人のベテランファイターの会場内外でのやりとりは試合の前哨戦のように見える。ロメロは、この試合を実現するため、UFC 205試合後のバックステージ・インタビューでもアピールをしている。
ビスピンは、木曜日にSiriusXM(soundcloud.com)の自身の番組「The Countdown with Michael Bisping」でこう語っている。
「いいかい、いつも言っているけど、人生でこれまで誰からも逃げたことはないし、今後も逃げることはない。」
ビスピンによると、UFC代表ダナ・ホワイトと話をした際、ホワイトは1月21日カリフォルニア、アナハイム開催UFC 208を提案したという。しかし、今年3試合しており、「膝へ注射をする」予定のため、ビスピンは、完全なキャンプでトレーニングをする前に、休暇を満喫しながらいくつかの負傷箇所を治したいとホワイトに伝えたという。
ビスピン:「もうヨエル戦にノーとは言わない。なぜなら、信じられないかもしれないけど、ワイドマンをあんな風に倒したの見て、試合が楽しみになったんだ。ワイドマンが勝つことを願っていたよ。常々ワイドマンと戦いたいと思っていたからね。色々やりあって、くだらないことも言ったけど、尊敬しているから戦いたいっていう気持ちの方が大きい。本当に、そんなに嫌いじゃないんだ。俺からしたら、コメディみたいなもんだ。でもまあ、彼と試合をしたかったね。」
「ただ、ヨエルが彼を倒した。」
USA TODAY Sports/MMAjunkieのMMAミドル級ランキング1位のビスピン。彼は当時の王者ルーク・ロックホールドから番狂わせの勝利を収めタイトルを手にし、先月はダン・ヘンダーソンを相手に2009年の敗北のリベンジを果たしている。初防衛となった試合だ。そして今度は、ランキングを2位に上げてミドル級トップ・コンテンダーとなったロメロを相手にする。
ビスピン曰く、ロメロは薬物テストで陽性になったり、オクタゴン内でのいただけない戦術もあったが、タイトル戦の資格を勝ち取ったという。正確に日程は決まっていないものの、ビスピンはこのタイトルマッチは2017年の早い時期になると考えている。
「春にやる。絶対。試合を組んでくれ。」
ビスピンは、電話でこうホワイトに告げたという。
「だから、状況が変わらなければ、これが俺の次の試合になりそうだね。春に、俺とヨエルが戦うと思う。」