by Danny Segura@DannySeguraTV Nov 9, 2016, 10:00am EST
UFCミドル級王者マイケル・ビスピンは、ヨエル・ロメロにタイトル挑戦権を与えたくないという。それでも、ロメロは動揺することはない。
先週ビスピンはSiriusXM Rushのインタビューで、UFC 205でロメロ(ランキング4位)がクリス・ワイドマンに勝利しても、キューバ人ファイター、ロメロにタイトル戦の機会を与えないと語った。しかし、ロメロは、ビスピンの言葉は全く気にしていない。ビスピンがUFCタイトル戦を決定するわけではないからだ。
ロメロはMMA Fightingに語った。
「ビスピンが言ったことについてどう思うかって?彼には彼の考えがあるし、ここにいる誰も他人の考えや望みを変えることはできない。それは彼の望み、彼の希望。マイケル・ビスピンはUFCのオーナーとか幹部なのか?望みや希望をもつのは自由だけど、私は勝つし、UFCは私のことを真のタイトル挑戦者だと考えているから、彼はそれに抗うことはできない。だから心配していないし、マイケル・ビスピンの考えや発言で、眠れなくなったり食欲がなくなることもないよ。ニューヨークで自分の仕事をして、その後どうなるか様子をみるよ。」
ロメロvs.ワイドマンが正式にタイトル挑戦者決定戦と位置付けられている訳ではないが、ロメロは土曜日のUFC 205で元王者ワイドマンとナンバーワン・コンテンダーを懸けて戦うことになるだろう。ロメロにとっては、USADAの薬物テストで汚染されたサプリメントのために6ヶ月の出場停止になってからの復帰戦となる。39歳のロメロの前回の試合は昨年12月のUFC 194で、ホナウド・ソウザにスプリット・デシジョンで勝利している。