ベテラン日本人ファイター川尻達也:UFC契約解除を要求

http://mmajunkie.com/2016/10/veteran-japanese-fighter-tatsuya-kawajiri-says-hes-asked-for-release-from-ufc-contract

By: MMAjunkie Staff | October 17, 2016 11:00 am

川尻達也もまた、UFC離脱希望者のリストに加わった。具体的な理由には言及していない。川尻(MMA通算35勝10敗2分、UFC3勝3敗)は今日、自身のTwitterアカウントで、UFCとの契約解除を要求したと投稿した。「思うところがあり、UFCに自らの意志でリリースを希望し契約を解除してもらいました。今後については改めて発表したいと思います。」こうソーシャルメディアに投稿している。

川尻は、キャリア初の連敗を喫したところだ。彼の長いMMAキャリアは2000年に日本の修斗で始まり、修斗で5年間戦った後、PRIDEに参戦し6試合戦っている。

川尻はDREAM、ストライクフォース、ONE Championshipでも戦い、2014年についにシンガポール大会でUFCデビューを飾ると、ショーン・ソリアノを相手に2ラウンド、チョークで勝利を収めている。

このUFCデビュー戦勝利は6連勝目となるものだった。その後、2014年4月のアブダビ大会、ファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得するものの、クレイ・グイダに判定で敗れる。しかし、その後1年以上のブランクを経てUFC Fight Night 69で復帰し、ドイツでデニス・シバーに判定勝利を収めている。さらに、昨年12月のTUF Finaleでのジェイソン・ナイト戦でも判定をものにしている。

TUF 22 Finale ポスト・ファイト・インタビュー 

2月、ピッツバーグで開催されたUFC Fight Night 83で、デニス・バミューテスにユナニマス・デシジョンで敗れ、8月にはソルトレイク・シティ開催のUFC Fight Night 92でカブ・スワンソンに判定負けを喫している。スワンソン戦での敗戦には思うところがあるようだ。この試合の第2ラウンドで、スワンソンはアクシデントによる反則の膝蹴りで川尻を捉えている。2日後、川尻は「グラウンドで膝をもらってから、しばらく意識が飛んだ」と語っている。また、ジャッジの判定についても問題提起をしていた。二人のジャッジが30-27、一人が29-28としたものだ。

試合前、川尻は38歳で「もう若くない」ため、スワンソン戦が最後かもしれないとコメントをしている。しかし、この試合に負けてはいなかったいう思いがあり、もう一度チャンスを望んでいた。来月ニューヨーク開催UFC 205でのフランキー・エドガー戦を希望していたが、エドガーはジェレミー・スティーブンスとの試合が決まってしまう。そのため、川尻は自身のキャリアはまだ終わっていないと信じ、UFC以外の団体で、今一度チャンスを探ることを決めたようだ。

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