by Dave Doyle @davedoylemma Oct 2, 2016, 5:00p
マイケル・ビスピン対ダン・ヘンダーソンのミドル級タイトル戦が行われるUFC 204まで2週間を切った。一方、ミニトーナメントのようなものが、次の挑戦者を決める戦いになると考えられている。
ビスピンがKOで下したルーク・ロックホールドは、元ストライクフォース王者ホナウド“ジャカレイ”ソウザとUFC Fight Night 101で戦い、一方、元王者クリス・ワイドマンはヨエル・ロメロとの試合が予定されている。
すべてが順調に進めば、これらの試合で最も印象的なパフォーマンスをした選手が、次のタイトル挑戦者となるだろう。
現王者は、その近い将来の試合について、2つの考えがある。1. ロメロは最近USADAによる出場停止処分があったためタイトル戦の選考から外されるべきであること。2. ヘンダーソンに勝利した場合、次の対戦相手として、ワイドマンが4人の中で最も興味があること。
ビスピンは月曜日のThe MMA Hourで語った。「資格がないのは、ヨエル・ロメロだよ。彼にその資格はないよ。火がないところに煙は立たないんだ。処分は軽減されたけど、処分を受けたという事実はある。パフォーマンス向上薬を使ったら、その効果はずっと長い間体の中に残っている。だから、ヨエル・ロメロに資格があるとは思えないね。」
ロメロがUSADAの処分を受けたことは、事実としてある。汚染されたサプリメントということで処分は6ヶ月に軽減されたものの、2年間だった可能性もある。
ビスピンが王者であることについて、ミドル級にとって「恥ずかしいこと」とワイトマンが評していことについては意を唱えているが、ビスピンは元王者を対戦相手として尊敬しているという。
ビスピン:「クリス・ワイドマンの方がいい。確かに色々言い合ったし、くだらないことも言われたけど、そういうのも含めてクリス・ワイドマンのことは尊敬している。彼は負け惜しみを言って、俺について悪口を言っているけど、まあ、彼を尊敬しているよ。彼の振る舞いとかは、好感がもてるよ。でも、俺のことを悪く言っている。だから戦いたいね。」
その時が来るまで、ビスピンが出来ることは、ヘンダーソン戦でしっかりと勝ちを収め、展開を見守ることだけだ。
「ルーク・ロックホールドには勝った。KO勝ちだ。ヨエル・ロメロには興味がないね。ジャカレイはまた別の話で、彼も優れている。彼ら全員に資格があるし、すごく優れているけど、もちろん、ヨエルはパフォーマンス向上薬の処分明けの選手だ。それは別として、誰が勝つと思うか?ワイドマンがロメロに勝って、ジャカレイがロックホールドに勝つと思うね。」