By Marc Raimondi @marc_raimondi Sep 27, 2016, 10:00p
コナー・マクレガーとエディ・アルバレスの対戦が発表されてから24時間も経っていない。それでも二人は古くからのライバルのように舌戦を繰り返した。
マジソン・スクエア・ガーデン・シアターで行われたUFC 205プレス・カンファランス。マクレガーは金銭面の話でアルバレスを口撃する。 “ザ・ノトリアス”は、アルバレスが前回のままの契約内容でマクレガー戦を受け入れ、UFCと新たな契約、より大金の契約のための交渉をしなかったことに言及する。
マクレガー:「彼は以前の契約内容のままサインしたんだ。金銭交渉さえもしなかった。想像してみろ。ここにいる全員見てみろ。みんな俺と同じような格好をして、俺みたいなトークをしようとしている。みんな、俺になろうとしているんだ。このスポーツの誰もが俺との試合を望んでいる。宝くじみたいな試合だ。この男は前回と同じ契約内容で俺との試合を受けたんだ。」
「想像してみろ。このスポーツで最大の試合の機会を得て、それで『だまれ、小僧。前回の試合と同じ額だけど、この試合をできてラッキーだと思え』って、そうUFCに言われるんだ。」
ライト級王者アルバレスも反撃する。この試合をこれまでと同じ契約内容で受けたのは、マクレガー戦は「楽な仕事」だからだと。
アルバレス:「この階級で一番楽な相手だからお前は今ここにいるんだ。それが理由だ。ダサいサングラスを外したらどうだ。」
マクレガー(28)は、アルバレスがファエル・ドス・アンジョスを1ラウンドKOで破りタイトルを奪取した試合にも、全く感銘を受けていないという。
マクレガー:「ダメな試合だったね。打撃の選択肢が少なすぎる。運が良かった。ラッキーショットに救われただけだ。彼のUFCでのキャリアはひどいもんだ。彼が今のポジションに居れるのはものすごくラッキーなことだ。自分でも分かってるはずだよ。だから、この試合を前回の試合と同じ金額で受けたんだ。まあ、それが全てを物語ってるよ。」
アルバレス(32)も言われるままではない。マクレガーの前2試合のパフォーマンスを否定している。初戦は2ラウンド、サブミッション負け、2戦目にマジョリティ・デシジョンで勝利したディアス戦だ。
アルバレス:「こいつは8分しか戦えない。それで終わりだ。どの試合も8分過ぎたらお終いだ。チャンピオンシップ・ファイターじゃない。今までずっとそうだった。そしてUFCで俺のような相手と戦ったことがない。一度もだ。」
「前回の試合では、キャンプに30万ドルも費やして、8分でガス欠だ。」
レポーターの一人がアルバレスに、レスリングを使ってマクレガーを削るか、という質問をすると、マクレガーが遮ってこう答える。
マクレガー:「彼は打撃を出しながら、パニック状態になってるよ。俺はどこからでも打撃を当てることができる。遅かれ早かれ、ダウンするよ。俺のエルボー、俺の打撃が彼の柔らかいテンプルの真ん中に食い込むよ。それで終わりだ。2階級王者!UFCヒストリー!ニューヨーク!アイリッシュの復活だ!」
演台の反対側でアルバレスが笑う場面が何度もあった。アルバレスは、これまでの発言を繰り返した。マクレガーはファンが考えているような選手ではないと。
アルバレス:「11月12日、見に来れば分かるよ。サンタクロースなんていないんだよ。存在しないんだ。」
カンファランス後半、マクレガーは再度金銭面の話をする。前回の試合で2千500万ドルを手にし、今年の収入は約4千万ドルになる予定だという。
マクレガー:「彼も能無し連中のひとりだ。それだけだ。金がなくて、必死なやつだ。なんとかしようとして、マクレガーはああだ、こうだって言ってる。そのどれも、すでに聞いたことがあるやつだ。金欠の能無しで、クレジットの支払いもできない。それだけの男だ。」