By Milan Ordoñez @Mr_Ordonez Sep 22, 2016, 9:30a
– ベラトール ライト級 のジョシュ・トンプソン、UFCとの契約を延長しなかった理由を明かす –
ベテランMMAファイターのジョシュ・トンプソンはUFCで2期戦っている。ネイト・ディアスから初のKO勝ちを奪った試合は強く印象に残っている。しかし、2015年7月にトニー・ファーガソンに敗れた後、UFCとの契約延長をしないという選択をした。
2015年9月、トンプソンはベラトールとの契約にサインし、同団体でこれまで2勝を収めている。その決断の理由の一つは、他の選手たちが最近しきりに要求しているもの、つまりお金の問題だ。
トンプソンはBJPenn.com Rapid Fireのインタビューでこう語っている。
「リーボック契約だけが離脱の理由じゃない。UFCがメインイベントの全試合を5ラウンド制にしたのが理由なんだ。タイトル戦とかメインで試合をすると、UFC、ベラトールどちらで戦っても、この2ラウンド多い分、寿命を削ることになるんだ。収入を上げるべきだ。」
トンプソンは、UFCの報酬が戦いで蓄積したダメージに十分見合うだけのものではなかったと考えている。そのため、ベラトールが高額保障を提示した際、すぐにその提示を受け入れることになる。
「5ラウンド用のトレーニングをしなければならない。5ラウンドの柔術、5ラウンドのレスリング、5ラウンドのスパーリング、5ラウンドのスタンドアップ。キャリアの期間半分を失うことになるのに、支払われる金額は以前よりも少しも多くない。」
続けてこう語った。「これがUFCと再契約しなかった大きな理由だよ。キャリアの期間が半分になってしまうんだ。もちろん、バックルーム・ボーナスもあるけど、みんなが思っているほどの額じゃない。定額じゃないから、どれだけの額になるか前もって分からない。」
「プロ・アスリートと話をして、契約で一番重要な項目は何かって聞いたら、こう答えるよ。保障額!ベラトールと話をしていて、彼らの保障額を見た時に、これはUFCでは出ない額だって思ったよ。誰かから面倒をみるって言われても、信用してはいけない。信用して良いのは契約でサインしたことだけなんだ。」