By Adam Guillen Jr. @AdamGuillenJr Sep 20, 2016
“ワンダーボーイ”スティーブン・トンプソンは、ウェルター級タイトルマッチに向けたアピールの末、王者“ザ・チョーズン・ワン”タイロン・ウッドリーとの試合にたどり着き願いが叶うことになる。2016年11月12日ニューヨーク開催のUFC 205だ。
ただウッドリーによると、ソーシャル・メディア上でトンプソンがウッドリーを悪者にするための行為がやや行き過ぎているという。特に、二人のタイトル戦が6週間前に決まっていたにもかかわらず、ウッドリーがトンプソンを避けていると主張し続けたことは行き過ぎだと。
そのため、ウッドリーはポッドキャスト番組Anik and Florian (Fox Sports)で、ステファンをファイターとしてどれだけ尊敬していても、人としては尊敬できないと語っている。
「この試合のモチベーションは、“ワンダーボーイ”を対戦相手としては尊敬するけど、人としては尊敬できないってことだ。俺たちが6週間前からこの試合に同意していたのを彼は分かってる。それなのに、俺がこの試合を恐れているって言い回ったり、そういう投稿をリツイートしたり、イイねしたりしている。ファンから肯定されたくて、そしてみんなから好かれたくて必死な奴を尊敬できないね。」
ウッドリーにとっては、相手を好きでも嫌いでも同じことだ。なぜなら、試合になれば目的は同じ、できる限り早くノックアウト勝ちを収めることだ。
それでも、ウッドリーは、トンプソンが彼をイラつかせるための良い仕事をしていることは否定しないという。このことは、トンプソンが自分で言うほど謙虚な人間ではないことをMMAコミュニティーに証明することになるだろう。
「どういうわけか、彼は俺をイラつかせることに成功した。俺はあの見せかけの謙虚さは信用しない。受け付けないんだ。本来の自分じゃない姿に見せようとしている奴を見るとイラつくんだ。このエネルギーを変換して良い戦略に利用する、そして俺の頭からあいつを追い出すよ。」
誰もがウッドリーの危険な部分は避けたいだろう。
今のところ、オッズではトンプソンが若干の有利、“ザ・チョーズン・ワン”のウェルター級王者を奪取すると予想されている。