By Dave Doyle @davedoylemma on Jun 28, 2016
ロサンゼルス
先週、ネバダ州アスレチック・コミッションは、UFC 200のメインで行われるダニエル・コーミエ vs. ジョン・ジョーンズのレフリーにベテランのジョン・マッカーシーを指名した。
ジョーンズ陣営の反対を押し切ったかたちでの指名となった。多くの人間がパウンド・フォー・パウンドと考えるジョーンズ。懸念をもつ具体的な理由については公に話してはいないが、ジョーンズは、ラスベガスでの7月9日の試合をマッカーシーには裁いて欲しくない、ということは明言している。
ジョーンズは火曜日にこう語った。「彼以外のレフリーを希望する。」
元ロサンゼルス市警のマッカーシーは、UFC 2からMMAのレフリーをしており、UFCで採用されている現在の統一ルールの作成にも助力している。彼は、アレクサンダー・グスタフソン戦やビクトー・ベウフォート戦を含むジョーンズの他の大試合でもレフリーを務めている。
それでも、ジョーンズ曰く、彼がマッカーシー以外のレフリーを希望するのには幾つか理由があるのだという。
ジョーンズ:「長い期間の中で、色々な出来事が組み合わさったことだ。エネルギーの問題だ。二人の間にベストのエネルギーがあると思わない。数試合のなかで起きたいくつかの出来事が積み重なったもので、個人的なやりとりに過ぎない。DCのようなグレートファイターと戦う時に、心のつかえを抱える必要はないって思うだけだ。」
またジョーンズは、もしも自分がマッカーシーだったして、選手の一人が自分を望んでいないとしたら、自ら試合から手を引くだろう、と考えている。
ジョーンズ:「彼は、おそらく週に1度どこかでレフリーをする。俺の場合、これは俺の人生で、自分の物語で、遺産でもある。これは俺にとって全てだ。だから、もし彼が試合中に放つエネルギーを受け入れることができなければ、もし俺が彼だったら、その場の一部になりたいとは思わない。理解してもらえるか。歓迎されていなかったら、あなたがそこにいることを望まない人間の大試合の夜に、その場の一部になりたいと思うだろうか。俺だったら『あのさ、俺はここから出るよ。ここにいる必要はないから』って、こう言うね。」
そうなることはなさそうだ。それでも、ジョーンズは7月9日に別のレフリーが来ることを願っている。
「長い間すごく良好なやりとりはしてこなかったと感じていて、それで、彼がレフリーじゃないことを願っているだけだ。」