Paige VanZant declines 'Kickboxer' movie, WWE offers in favor of UFC return: 'I missed violence'
By: MMAjunkie Staff | June 23, 2016
ペイジ・ヴァンザントは、今年上旬に「ダンシング・ウィズ・ザ・スター」に出演した後、オクタゴン外での複数の仕事を提示されたが、その全てを断っている。再びUFCで戦うことよりも大事なことは何もないからだと語った。
最近、ヴァンザン(MMA通算6勝2敗、UFC3勝1敗)は、「ダンシング・ウィズ・ザ・スター」で健闘し準優勝で大会を終えた。そして、このことで彼女はかなり有名になっている。映画「キックボクサー」続編への出演やWWEの「サマースラム」興行への登場という、成功を拡大するチャンスもあった。しかし、それよりも8月開催のUFC FOX 21でのベック・ローリングス(MMA通算7勝4敗、UFC 2勝1敗)との試合を受けることを選んだ。
映画出演やWWE登場で名声を高めるというチャンスは魅力的だったが、ヴァンザントは、本日放送のESPN SportCenterで最優先事項は今でも戦うことだと語った。
ヴァンザント:「間違いなく、戦うことが一番よ。最近、映画『キックボクサー』を断ったの。次の試合とトレーニングに100パーセント注ぎたかったし、映画撮影はそれに支障をきたしそうだったから。試合とうまく重ならない日程を調整できなかったの。」
「今は100パーセント試合に集中してる。もしタイミングよく試合のスケジュールとかぶらなければ、是非WWEがオファーする内容で出たいって思ってる。WWEが大好きだし、もしまた話をもらえれば是非出たいけど、今はベック・ローリングスに集中しているの。」
UFC FOX 21は、8月27日にカナダ、ブリティッシュコロンビア州バンクーバーのロジャース・アリーナで開催。メインカードは、FOX Sports1とUFC Fight Passのプレリムカードの後、FOXで放映される。試合順は未定。
戦うことは、彼女に提示された他のオプションよりも身体的負担が大きく、多くの時間を費やさなければならないことだが、ヴァンザントはこれ以上オクタゴン外で時間を過ごすことには耐えられないという。彼女は昨年12月に開催されたUFC Fight Night 80でローズ・ナマユナスに一方的な敗北を喫して以来試合から離れており、自分自身を取り戻すことなくこれ以上時間を過ごすことはできない。
ヴァンザントは、ローリングス戦への準備と、映画出演とWWEの仕事を同時に行おうと試みたが、それだと前回の試合よりも優れたファイターとして復活するという課題への妨げになるという。
ヴァンザント:「自分のルーツに戻るのはすごく気持ちがいいことね。本当に、すごくMMAが恋しいし、UFCが恋しいし、これが私の世界で私はそこに属しているの。だからケージに戻るのが楽しみだわ。」
「バイオレンスが恋しいって感じ。UFCの試合会場に数回行ったけど、ケージサイドにじっと座っているのは辛かったわ。私がケージに入りたくなってしまうし、いつ行ってもそんな感じだったの。」
ヴァンザント曰く、何よりも大事なのは、彼女自身が自分のUFC復帰を楽しみにしていることだという。ローリングスは、ハム・ソヒ戦(3月開催UFC Fight Night 85)のユナニマス・デシジョンでの勝利を含む、2連勝をひっさげてUFC FOX 21の試合に臨む。ローリングスは連勝中だが、ヴァンザントはこの試合はヴァンザント有利と見ていると語り、「ローディ(ローリングス)」は自身の復帰戦の相手として「完璧」とまで言ってのけた。
ヴァンザント:「この試合にすごく興奮しているし、特にダンシング・ウィズ・ザ・スターで離れていた後のUFC復帰戦で、「完璧」な相手だと思う。完璧なマッチメークで、この試合がすごく楽しみだし、カナダに行って試合をするのが楽しみね。カナダが大好きだし、素晴らしいマッチメークだし、もう待てないわ。」