By Guilherme Cruz @guicruzzz on Jun 15, 2016
リオ・デ・ジャネイロ
前フェザー級王者ジョゼ・アルドは、負傷の噂もあったものの、健康で7月9日の試合を迎える準備ができている。しかし、それでもUFC 200の対戦相手フランキー・エドガーのアルドへの口撃は止まらない。
最近のインタビューでエドガーは、アルドが怪我を押して戦ったことが一度でもあるか、はなはだ疑問だと語った。
エドガーはFOX Sportsにこう語っている。「俺たちは以前も試合が組まれていたけど、彼がオートバイ事故で足を軽く痛めて、それで日程を再調整しなければならなかった。彼が怪我をした状態で戦ったことが一度でもあるか、疑わしいね。もしそうだとしたら、いつも怪我をして戦っているはずだよ。何度も何度も欠場しているからね。」
ブラジル リオ・デ・ジャネイロで行われたUFC 200メディアデーで、アルドはエドガーに反論した。
アルドは、対戦相手が噂話を信じていることを批判し、こう語った。「彼はああいう話をする前に俺が怪我をしているか確認すべきだ。彼が言うことも言わないことも全く気にならない。この試合には万全の状態で臨む。今は勝利に飢えている。前回(コーナー・マクレガー戦)は試合じゃなかったから、まあ次はどうなるかな。」
「全く相手にしていない。くそくらえだ。どうでもいいよ。俺が気にしているのは自分のジムの事とトレーニングの事だ。あいつとの事は面と向かってケリをつけるよ。」
ブラジル人ファイターのアルドは昨年12月のマクレガー戦で長年保持していたUFCのベルトを短い時間の試合で敗北し失う事になった。そこからの復活を狙っている。「ジ・アンサー」との戦いのためにオクタゴンに足を踏み入れると、その向こうには暫定王者のベルトが待っている。アルドは再戦に向けて、トレーニング方法をほとんど変えていない。
2013年にユナニマス・デシジョンでエドガーを倒しているアルドは語る。「自分は大きく進化できる。キックボクシングは常に好きなトレーニングで毎日やっていたけど、今はやらないようにしてる。少し物足りないな。柔術の試合もしたかったけど、その時間はなかったね。でも柔術でも最新の技術を身につけている。またWEC時代のジョゼ・アルドになったようだよ。」
ケージでの攻撃的なスタイルを呼び戻すことを誓うアルドは、彼のパンチと蹴りは元ライト級王者の手に負えるものではないと予想している。
アルド:「彼は俺の打撃を見る事も出来ないよ。自分が俊敏だと思ってるとしたら、まったく次元の違うスピードだよ。彼はスタンドでイライラすることになるよ。」
「エドガーは前回以外は5ラウンド戦っている。チャド(メンデス)の方が良かった。試合をコントロールしていたよ。ただエドガーがパンチを当ててそれで試合が終わってしまった。これを大きな進化だとは思わない。違うね。減量に対応できているけど、それ以外は特に何もない。自分が俊敏だと思ってるみたいだけど、そんなに速いとは思わないね。」
フェザー級の二人の間に敵対意識はあるが、アルドはこの試合で感情的になることはない。「スカーフェイス」は、不安やエドガーの顔面にパンチを入れたいという強い気持ちを抑えるために、UFC 194でのマクレガー戦を振り返るだろう。
アルド:「前回の試合で何が起きたか思い出すよ。マクレガーが俺を捉えて、ダウンした。一発のパンチで試合が終わることもあるから、慎重にならないといけない。オクタゴンに入って自分の仕事をする。誰も俺に近づくことはできない。」