http://www.mmamania.com/2016/5/23/11757116/bj-penn-unaware-year-round-usada-rule-ivs-wimps-ufc-199
By Thomas Myers @TommyMyers on May 23, 2016
UFC選手が米国アンチ・ドーピング機構(USADA: The United States Anti-Doping Agency)の規定を違反した際、無知は言い訳にはならない。USADAの点滴による水分補給の規定を違反していたことを指摘された、ライト級およびウェルター級の元王者B.J.ペンは今夜、それを身をもって学ぶ事になった。
ペンは元々点滴規定を支持し、体重を大幅に落とし計量後に水分補給をする「弱虫」を非難しており、どうやらこの規定が一年を通したものだとは知らなかったようだ。
「ザ・プロディジー」は自身のウェブサイトで以下の声明を発表した。
「試合のない期間に医者の管理のもとで点滴による水分補給をしていた事をUSADAに自己申請した。点滴使用のルールは私のUFCでの最後の試合以降に変わっていて、その変更を知らなかったから、USADAに自ら情報を提供した。点滴の使用が一年365日禁止されているということは知らなかった。格闘技のキャリアを通してドーピングをしたことは一度もないから、USADAの検査結果は全てクリーンだと判明するはずだし、UFCとともに事態を収拾してできるだけ早く復帰戦をするつもりだ。」
ペンは暫定的な資格停止となり、UFC 199のフェザー級でのコール・ミラー戦から外されている。UFC 199は2016年6月4日、カリフォルニア州ロサンゼルス市のザ・フォーラムで開催。UFCは直前のオファーでペンの代替となる選手を探していると発表している。