ミーシャ・テイト:コナー・マクレガーがまねいた状況にイライラしたけど

http://www.mmafighting.com/2016/5/4/11586844/morning-report-miesha-tate-was-frustrated-with-the-conor-mcgregor

By Jed Meshew @JedKMeshew on May 4, 2016

ミーシャ・テイトにとって、コナー・マクレガー欠席はもう「終わった」事。

先日のESPNのインタビューで、テイトはマクレガーがUFC 200のプロモーション活動に参加しなかったことについてコメントをし、そのコメントは我々を始め様々なメディアで流れることになった。インタビューの中で、彼女はUFCは理にかなっていること、そしてマクレガーの参加拒否によって彼女が「事態を収拾」するはめになり、それが不都合を生じたということを話した。このコメントでテイトは多くの非難を受け、コメントの背景についてポッドキャストで説明することになったという。

「はっきり言っておきたいけど、私はコナー・マクレガーのファンよ。彼のファイトスタイルは素晴らしいし、自分の売り方もすごく独特だと思う。疑いの余地はないわ。目を見張る仕事をしているし、みんな本当に彼の試合を見るのが好きで、私もその一人よ。でも、ダナが『自分の役割を果たさないと、悪い影響がでる』って言ったのは100%正しいわ。年内最大の興行のひとつのメインイベントでメディア活動の大事な義務を果たさないわけにはいかないわ。そこに姿を現さないことには反対だわ。」

マクレガーとUFCの駆け引きが行われる間、ダナ・ホワイトの主張は一貫していた。フェザー級王者がUFC 200から外された理由は、プレス・ツアーとイベントのためのコマーシャル撮影を含むメディア活動を彼が拒否したためだと。イベントには数百万ドルが費やされたが、マクレガーの不在のためにUFCはそのギャップを埋めるために他の方法をとること、つまりその興行に出場する他のスター選手に頼ることを余儀なくされた。これが、テイトの言う「事態」のことで、彼女はどうしてもこのことを説明したかった。

「それで『事態を収拾しなければならなかった』って言ったのは、コマーシャル撮影の日のことで、ダナ曰くこのカードのために1000万ドルとか費やしていて、予算オーバーだけど大金のイベントだからお金を費やす必要があるわね。それで、彼はこれにものすごい大金をつぎ込んでコナーに提案をしたの。コナーはプライベートジェットで最大20人一緒に乗ってこれたの。まず第一に、これってものすごいことじゃない。すごく楽だし。彼が望めばジムごと移動できたわ。プライベートジェットだから機内でもトレーニングできるし。機内でミット打ちとか。上陸したらちゃんとトレーニングできるわ。コナーにとってできる限り楽な方法にしようとしたのに。メインイベントなんだからやるべきだわ。やる義務があるわ。」

「それで話を戻すと、そのコマーシャル撮影の日は私とアマンダ(ヌネス)、フランキー・エドガー、ジョゼ・アルドはコマーシャル用に2場面、メインイベントは2場面に加えてその試合のコマーシャルのハイライトになる場面を一つ撮影する予定だったの。メインイベントの撮影に姿を現さなかったから、私が朝現場に行くと彼らは文字どうり懇願してきたの。戻ってきて欲しいって。彼らってコマーシャルのプロデューサー達よ。『お願いだから今日後でまた戻ってきてこの3つ目の場面を撮影させてくれ』って。3つ目の場面の撮影時間はちょうど私の練習時間とかぶっていたの。プロとして自分のジムで練習する時間で、それは欠かしたくないの。でも彼らは酷く困っていて、膝まづいて『お願いだから』って感じで、『コマーシャルにこの場面が必要なんだ、メインイベントの部分がないから君達で撮影して、それでどんな感じか見てみたいんだ』って。」

「まあとにかく、それに同意して現場に戻って3つ目の場面を撮影したんだけど、練習を欠かすことになったし全部調整し直さなければならなかったの。前もってわかっていれば大した問題じゃなかったけど、その日に急に言われて日程が全部台無しになったから正直イライラしたわ。」

テイトはこう感じていたのは彼女だけではなく、ただ彼女が口に出して言っただけだという。

「私だけじゃなくて、全員そう思ってたけど、私が正直だったってこと。口が悪くてコントロールできない時があるんだけど、それで本音を言ってしまったの。かなり率直にものを言うから。でも、どちらの側でもないわ。コナーに嫌な感情があるってことではないの。彼の事が嫌いでファンじゃないってわけでは全くないわ。ただ感じたことを話しているだけよ。」

この率直さのため、彼女はマクレガーを支持するファンの非難の対象となった。しかし、選手達の中でテイトだけがそう感じていたわけではない。マクレガーとダナのやり取りが行き詰まった後、ほぼ全員がマクレガーのメディアツアー参加拒否という決断について意見している。しかし、現王者であるテイトはUFCで最も目立つ選手のひとりであり、攻撃の対象にもなる。テイトはもちろんこの件に関してまっとうな議論がされることを願っているが、一方で意見を変えるつもりもファンの反発に叩頭するつもりもない。

「『何文句言ってるの』とか言われたりするけど、コナーは事前に来ないってことは何も言ってなくて、それはコナーの仕事であって責任であって、契約もしてるのに、その穴を埋めるようにお願いされたらあなたならどう思うかしら。少しぐらいイライラしても許してほしいわ。そうでしょ。それがフェアでしょ。そういうものよ。もう終わった事だから、気にしないけど。もう嫌な感情はないけど、あの時は本当の事を言っただけ。自分の意見を言ったら非難されるんだけど、しょうがないわね。」

7月9日ネバダ州ラスベガスで開催されるUFC 200。ミーシャ・テイトはアマンダ・ヌネスを相手に女子バンタム級王者防衛戦を行う。

 

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