UFC 200's Cain Velasquez admits he needs to change training to make it to fights
By: Steven Marrocco and Ken Hathaway | April 29, 2016
UFC196を欠場することになったケイン・ヴェラスカスはジムでの変化が必要であることを認めた。
再度の欠場をもたらした負傷によって、前王者はそれまでと同じトレーニングを続けていては王者に返り咲くことはおろか定期的に試合をすることができないと認識することになる。
自身の度重なる負傷がスティーペ・ミオシッチをNo.1コンテンダーに押し上げることになったヴェラスカスはこう語る。
「体は変わる。色々と負傷をしたが、一番大事なことは試合をすることだ。自分のためだけじゃなく、ファンのためにも。」
「興行から外れたくない。アクティブでいたいし、試合をしたい。そのためにここにいる。これが俺の仕事だし、この仕事を愛しているから、試合をしたいんだ。」
ヴェラスケスはなぜ来月ミオシッチが王者ファブリシオ・ベウドゥムと戦うことになったのか分かっている。ペイパービュー放送されたUFC188で、ベウドゥムはヴェラスケスから一本勝ちを奪いUFCヘビー級王者統一を果たしている。この試合ではメキシコシティの高地のために失速したヴェラスケスだが、ブラジル人王者との再戦を望んでいる。ただ、興行は動き続けなければならないことも理解している。
ヴェラスケス(MMA通算13勝2敗、UFC11勝2敗)は、進化を続けながらジムでのトレーニング方法を改良する必要があることも理解している。トラビス・ブラウン(MMA通算18勝3敗1分け、UFC9勝3敗1分け)と7月のUFC200での試合が予定されているが、やや慎重になる必要があるだろう。
UFC200は7月9日にラスベガスのT-Mobileアリーナで開催。ヴェラスケスvsブラウンを含むメインカードは、FOX Soprts1とUFC Fight Passのプレリムカードの後、ペイパービュー放送される。
ヴェラスケス曰く、UFC196欠場の前は腰の痛みがひどく、靴紐を結ぶ時もそっとかがまなければならいほどだったという。肩と膝の負傷のために戦いから離れ数試合欠場することになったが、それにこの腰の負傷が加わった。
ヴェラスケスは、彼が長年所属するジム、アメリカン・キックボクシング・アカデミー(AKA)は、単にそこでトレーニングをする有名選手が多いため、UFCが長年かかえる負傷欠場問題で必要以上の注目を浴びてしまっていると語る。UFCミドル級王者ルーク・ロックホールドとライトヘビー級王者ダニエル・コーミエは、このジムのトレーニグ方法が生み出している。
ヴェラスケスは、試合のコンディションにもっていくために、実際に試合をするようにトレーニングをする必要があったと語る。長らく待たれたUFCのFOX放送デビューとなった興行で元王者ジュニール・ドス・サントスとの初戦を戦ったが、その時は痛みがひどかったため、ボクシングトレーニングの際は定位置に止まり、そして他のことはほとんどしなかったと語る。
「試合は練習と同じようになるものなんだ。」
圧倒的な勝利で2回のリベンジを果たしているが、ドスサントスとの初戦で早い段階でTKO負けをしたヴェラスケスはそう語った。
「学んだことの一つだよ。海抜の高さにしても同じだ。キャリアを続ける中での学習だよ。」
ブラウン戦に向けて準備をする前王者、学びは続く。