http://espn.go.com/mma/story/_/id/15313711/daniel-cormier-reacts-jon-jones-victory-ufc-197
Brett Okamoto April 26
ラスベガス
ジョン・ジョーンズは土曜日のUFC197で勝利を収めているが、ダニエル・コーミエは彼が新しいルールへの適応に苦しんでいるのか、あるいはキャリアで初めて自分に自信がなくなったのか、定かでない。
ただコーミエ(17勝1敗)には確かなことが一つある。コーミエは、オヴィンス・サン・プルーと対戦したジョーンズならいつでも勝てると語る。
コーミエ:「これが新しいジョンなのかどうか分からないけど、今日試合をしていた男?彼は俺を倒せないよ。」
コーミエは今週末、オクタゴンでジョーンズの復帰戦の相手をする予定だったが、足の負傷のため3週間前に欠場を余儀なくされている。二人はジョーンズが絶対王者だった2015年1月にUFC182で対峙し、その時はジョーンズが全員一致の判定で勝利している。
土曜日に行われた最新の試合の前は、28歳のジョーンズは昨年のほとんどの間、法的問題のために試合から離れていた。
ジョーンズがいない間、UFCは米国アンチ・ドーピング機構(USADA:The United States Anti-Doping Agency)と提携し新しいアンチ・ドーピング規定を設けている。コーミエはジョーンズが禁止薬物を使用していると言っているわけではないと明言するものの、USADAが規定した変更がジョーンズのパフォーマンスに影響を与えているかもしれないと語っている。新しいガイドラインでは、選手が計量後に点滴で水分補給をすることを禁じている。
「ステロイドを使っているとかは言わないけど、彼は大柄だから今は補水が難しいんだよ。点滴による水分補給の禁止がゲームを変えているね。彼は今夜痩せて見えたかもしれないど、点滴で補水できなかったから小さすぎたか?経口補水で彼の体調がどうだったか?彼のチームは5ラウンド戦うための正しい補水のやり方を分かっているのか?」
「あと彼は少し探り探り試合をしているように見えたよ。いつものような自信がなかった。そこが彼の優れたところだったんだ。何をやっているか自分の状況をはっきりと分かっていた。トップコントロールが得意な俺を相手にジャンプガードをするようなクレージーなことをしている時でも状況が見えていた。思いっきりがよかったんだけど、今回はかなり慎重だったね。」
37歳のコーミエは月曜に足のMRIをとる予定だ。その結果が良ければ、有酸素運動を始めて、7月9日ラスベガス開催のUFC200でのジョーンズ戦を想定して準備をすると言う。
UFC代表のダナ・ホワイトはESPN.comに対し、その日にその試合が行われる可能性はあると語っている。ジョーンズはすねを痛めているがUFC200のメインイベントで試合がしたいと考えている。もしコーミエの思い通りになれば、彼はこれからジョーンズと2回戦うことになる。今年の2大イベントでの試合だ。
コーミエ:「UFC200は歴史的なイベントだし、11月12日のマジソン・スクエア・ガーデンもそうだよ。分かってほしいな。俺の今年の計画、展望はUFC200でジョーンズを破って、MSGでまた彼と戦うことなんだ。タイミングは完璧だよ。7月に試合をするからって、11月に試合ができないってことはないよ。」
「2015年は1月にジョーンズと試合をして、その後5月はアンソニー・ジョンソン戦で10月はアレクサンダー・グスタフソン戦だったんだ。12ヶ月でこの3人と戦えたんだから、5-6ヶ月で2回の試合は問題ないよ。」