Chuck Liddell on Jon Jones: Forget about prime, 'I'll beat you right now'
By MMAjunkie Staff March 27
元UFCライトヘビー級王者チャック・リデルとジョン・ジョーンズの間でちょっとしたやり取りがあったが、先週金曜日に再びやり取りが発生し問題に発展することになった。
今年2月 ポッドキャスト「The Fighter and The Kid」に出演した際、リデルは、もし全盛期にジョーンズ(MMA通算21勝1敗、UFC通算15勝1敗)と対戦したら勝っていただろうし、今でも現No.1ファイター(USA TODAY Sports/MMAjunkie MMA pound-for-pound rankings)と真っ向勝負できるかもしれないとのコメントをした。
それに対してジョーンズはTwitterで「もっとスマートに戦って、もう少しあごを打たれないようにすべきだったね」という反応をした。リデルは今月上旬 ラスベガスでMMAjunkieとのインタビューで、ジョーンズはもう少しTwitterの使い方を学んだ方いい、反応できるようにタグ付けしてくれないと、とコメントしている。リデルは晩年の4回のノックアウト負けを含む1勝5敗の成績でUFC通算成績を15勝8敗(通算21勝8敗)とし、それを最後に引退したがそれからほぼ6年間戦いから遠ざかっている。
先週金曜日、AXS TVの「Inside MMA」に出演し、番組ホストのマウロ・ラナロとバス・ルッテンにも同じことを話している。さらに、ジョーンズがしゃべり続けるなら復帰して、年末に UFC初開催が期待されるニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで彼と戦わないといけないかもな、と冗談も言ってみせた。
リデルはラナロに語った。「生意気なことをいっている様なら対戦もあるかもしれない、なんて。笑えるよ。そりゃあ、もし誰かから『全盛期に戦っていたら勝てるか』って聞 かれたら、もちろん勝てるって答えるよ。何て言えばいいの?全盛期?今でも勝つよ。何か問題あるならやってやるぜ、って。こういうのはお決まりのひとつだし、彼が俺の全盛期に勝てるって言っても腹を立てたりしないし、彼もそう言うべきだろ。俺は彼のコーチじゃないんだから、そんな風に言っておくもんだろ。」
リデルによると、ジョーンズは今月上旬UFC196開催の週末にラスベガスにいたリデルの元に現れ、46歳の「アイスマン」のコメントに怒っていたという。
「UFC 会場で、彼は俺のところにきてすごく傷ついた様子だったんだ。俺は『インターネットで俺のことについてトラッシュ・トークするならタグ付けした方がいい よ。そうすれば反応できるし、陰口にならないから』って言ったんだ。だからってすごく気にして見てるわけじゃないけど。インターネットなんて。みんな、 どこかしこでトラッシュ・トークをしてる。彼に言ったんだ『お前の発言を俺に知って欲しいとしても、お前のことをフォローしていないから俺宛にメッセージ を送らないといけないよ』って。」
「それで、『お前、俺の電話番号持ってるだろ、もし俺のインタビューを見て、気になることがあるなら電話してくれれば、ちゃんと話し合うよ。まじめな話、もし俺がお前に対して問題があったら、お前が俺のことを探さなくても、俺からお前のところに行くよ。』とも言っておいたよ。」
リデルはジョーンズのファイトスタイルが好きではないということを臆さずに言っているが、だからといってジョーンズが優秀でないというわけではないと明示している。
「例えば、メイウェザーは史上最高のボクサーの一人だ。彼のファイトスタイルは好きじゃないけど、ダメなファイターだって言ってるわけじゃない。彼の前では、 すごいファイター達が、まるでなってないように見えてしまう。ジョーンズも、対戦相手はまああれだけど、爽快な試合をしてる。彼はもっとできると思っている し、それだけだよ。もっとできる能力をもっていると思うよ。」
ジョーンズは1ヵ月後にダニエル・コーミエ(MMA通算17勝1敗、UFC6 勝1敗)との再戦で復活する。2015年4月にひき逃げ事件を起こしたジョーンズはベルトを剥奪され、その後コーミエがライトヘビー級のタイトルを獲得し ている。UFCの出場停止は解けた。4月23日にラスベガスMGM グランド・ガーデン・アリーナでペーパービュー開催されるUFC197で自ら手放すことになったベルトを求めてコーミエと対戦する。