mmajunkie.com/2016/03/nate-diaz-says-mcgregor-win-didnt-change-life-i-was-famous-9-years-ago
ネイト・ディアスは、今月上旬のUFC196でUFCフェザー級王者コナー・マクレガーに番狂わせで勝利して以来スポットライトを浴び続けている。それでもディアスは、カメラの前を離れれば、あの勝利の前からそれほど変化はないと言う。
UFC196のウェルター級の試合で、ディアス(MMA通算19勝10敗、UFC14勝8敗)は、直前のオファーでマクレガー(MMA通算19勝3敗、UFC7勝1敗)に一本勝ちを収めた。ほぼ12年におよぶキャリアで明らかに最高の瞬間だ。スリリングな一進一退の攻防は、2ラウンドに「ザ・ノトリアス(悪名高い奴)」がテイクダウンを試み、それがディアスの試合を決める裸締めへと繋がり結末を迎える。
オクタゴンで22回の試合経験とUFCで10年近いキャリアという経歴があるが、ストックトンの拳闘選手ディアスはマクレガーを倒した事でその名をさらに広め、金銭的な報いも大きくなった。
それでも、日々の生活にどのような影響があったかというと、ディアスは最近のFOX SportsのThe Buzzerのインタビューで、2、3回ちょっとしたこともあったが人生が変わったわけではないと答えている。
「今のところインタビューの機会が少し多いけど、前とまったく同じ人生だ。まだ2-3週間しか経ってないけど、ほとんど同じだ。影響されたりとかはしたくない。UFCで9年戦っているし、9年前も有名だった。ショッピングモールとかウォルマートを夜中の2時に歩いていても、誰にも気付かれないですむことはなかった。そんな感じだったから、ほとんど同じだ。」
あの勝利の後、まだ大きな買い物や自分へのご褒美はしていないという。それは、すでに将来のことや7月9日のUFC200でのマクレガーとの再戦のニュースに目が向いているからかもしれない。気が強いアイルランド人(マクレガー)と再び戦うことが直近の将来かどうかについては明確にしていないが、UFCとファンが「最大」と考えるならどの試合でもやりたいということは明言している。
もし、マクレガーとの再戦が決まりディアスが再び勝利を収めるとなれば、ディアスのMMAでの株は上がるだろうし、そしてすでに高まっているファンの間での株もあがることになるだろう。ただ、マクレガーを2回倒そうが100回倒そうが、それが人生をどう変えるかはディアスも定かではない。
ディアス曰く「試合が最近だったから多くの人が自分に目を向けるが、そんなに変わってない。今の所はな。」